復活節第4主日
復活節第4主日礼拝 午前10:30 司会・説教:中村吉基 奏楽:槙 和彦 前 奏 (黙祷) 招 詞 詩編68:20,21 讃 美 歌 316(復活の主は) 交 読 詩編 118編1〜12節(讃美歌21巻末「交読詩編」p. 129) 聖書朗読 イザヤ書62:1〜5 (旧p.1163) ヨハネによる福音書21:15〜19 (新p.211) 祈 祷 説 教 「本当の『岩』となる」 中村吉基 祈 祷 讃 美 歌 323(喜び祝え、わが心よ) 献 金 感謝祈祷 主の祈り 93-5A 頌 栄 26(グロリア、グロリア、グロリア) 祝 祷 後 奏
新型コロナウィルス感染症への対応方針
- CS礼拝と分級、主日礼拝、各会活動、役員会、祈り会など、一切の教会活動を中止しています。それぞれのご家庭において礼拝、祈りを合わせてくださいますようお願いいたします。
- やむを得ず教会に来訪される方は牧師までご一報ください。
- 4月26日に予定されておりました定期教会総会は書面による総会を持つことになりました。近日中に教会総会議員の皆様には関係資料を送付いたします。
- 教会ホームページの説教データ(文字、音声)は、礼拝が実施されなくても毎週日曜日に掲載いたします。また郵便・電話・メール等による牧会活動も活発化させています。
次週(2020年5月10日)に予定された礼拝次第
- 復活節第5主日・母の日
聖書:箴言2:6〜15 ; ヨハネによる福音書14:1〜14
「イエスの指し示す道」 中村吉基
奏楽:原田由加 讃美歌327, 528, 26
牧師室から
日曜日の礼拝をはじめとして教会の活動が中止されてから2か月が過ぎました。私も着任早々、教会の皆様にお会いできないことに辛さを抱えながらも、電話やメール、お便り、そして少数の近隣の方々と限られた時間の中で言葉を交わすことは自分自身の原動力となっています。◆それは「決して孤独ではない」という思いが湧き上がってくるからです。カナダ合同教会の「新しい信仰告白」(1968/1980年)は「わたしたちは一人ではありません(We are not alone)」という言葉から始まります。この告白に表されているとおり、教会は「わたし」ではなく「わたしたち」の共同体です。◆「主の祈り」(マタイ6:9〜13、ルカ11:2〜4)の中で繰り返される言葉があります。それは「わたしたち(われら)」という言葉です。私たちは普段の生活の中で祈りを捧げるときに、おそらく私的な祈りを多く捧げているのではないでしょうか? もちろんそれは悪いことではありません。しかし、主イエスがお教えになりたかったのは「わたしひとりの祈り」ではなく、「わたしたち」を憶えよう、自分の視野に入れよう、ということでした。◆「主の祈り」は「みんなの祈り」です。私たちは日常の中でどうしても「わたしひとり」のことに思いを馳せがちです。しかし「みんなのことを考えよう、考えていこう」とするのが主イエスのみ心でした。わたしたちが自分のことだけではなく、「みんな」のことを考えよう。「みんな」で共に生きよう。主イエスは「主の祈り」を祈るたびにそれを思い出しなさい、と言いたかったことでしょう。◆毎日一度でもいいです。ご一緒に「主の祈り」を祈りませんか? 教会の仲間の顔を思い浮かべて、あるいは世界を憶えて祈ることができたらどんなに素晴らしいことでしょうか。(中村吉基)