顕現後第1主日礼拝
顕現後第1主日礼拝 司会説教 廣石 望 奏 楽 中村今日子 前 奏 (黙祷) 招 詞 (詩編96,1-2) 讃 美 歌 12 交 読 文 詩編1編(交読文p. 2) 旧約聖書 イザヤ書44,1-8(p.291) 新約聖書 マルコによる福音書1,2-13(p.107) 祈 祷 説 教 「水と霊」 祈 祷 讃 美 歌 277 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 26 祈 祷 後 奏
- 教会学校 9:00 お話 教会学校 9:00 お話 「四人めの博士」(ルカ2,41-52)内山 伸子
- オリーブ会 9:40-10:10 牧師室 どなたでもご自由に
本日礼拝後
- コーヒーアワー 会議室A・玄関ロビーなどで暫くご歓談下さい。
- 1月定例 礼拝後−16時、会議室A
今週の集会
- 祈り会 1月11日(水) 10:30-11:30 会議室A
村上伸牧師のお話(CD)を聞きます。
次週(1月15日)予告
- 教会学校 9:00 お話 教会学校 9:00 お話 「イエスさまの洗礼」(ルカ3,21-22)渡辺 峯
- オリーブ会 9:40-10:10 牧師室 どなたでもご自由に参加ください。
- 顕現後第2主日礼拝 説教:「和解と赦しの福音」陶山 義雄
聖書:マタイによる福音書18,19-27
- 青年会、ガリラヤ会、壮年会(何れも礼拝後)
報告
- 来る2月19日、26日、3月3日は廣石代務牧師が、大学のインド研修旅行で不在のため、陶山牧師・村上牧師に説教をお願いする予定です。
牧師室から
現代日本の若者のあいだで「パワースポット」というものが、それなりに流行している。健康や元気の元になる「パワー」を発している場所のことであり、そこに恋人や友人と出かけて行って「充電」してくるのだそうだ。
一昔前にあった「心霊スポット」の別ヴァージョンなのかもしれないが、じっさいにはアニミズムの宗教伝統との結びつきが強い場所が、そうしたスポットであることが多いだろう。最近の書物の帯に、「太陽、水、山、巨樹、奇岩… 森羅万象 それこそが神だった!」とある(竹澤秀一『神社霊場 ルーツをめぐる』光文社新書)。
もともと原始キリスト教は、「私の名によって二人、三人が集まるとき、私もそこにいる」という主イエスの言葉が示唆するように、特定の場所とは結びつかない。彼らは聖所も神官ももたない「家の教会」から出発し、「霊と真理」によって神を礼拝しようとしたからである。しかし今では「聖地」旅行その他に行けば、イエスや使徒たちの事績の「跡」と言われる場所には、ことごとく壮麗な教会が立っている。キリスト教「巡礼地」もある。そして神社仏閣と同様、そうした教会を参拝する人々が世界中からやってくる。
それにひきかえ、わがプロテスタント教会は、なぜ「部外者」が気軽にお参りできないのだろうか? パワースポットに代わる私たちのパワーは何か? それは「パワーパーソン」つまり魅力的な人がそこにいること、また信仰に支えられた「パワーネットワーク」つまり国境を越えた信頼と祈りの絆であろう。
ところで去年の夏、チューリヒ大学の神学部にしばらく滞在したとき、大聖堂前の一角に植えられた大きな木に白いペンキで両手の手形が押してあり、、観光客がそこに両手をあてつつ嬉しそうに記念写真を撮っているので、近づいてみたら同じ白ペンキで「Charge your power!」と書いてある。ツヴィングリの庭にも「パワースポット」があったとは!(廣石望)