受難節前第1主日
受難節前第1主日礼拝 午前10:30 司会・説教:中村吉基 奏楽:槙和彦 前 奏 (黙祷) 招 詞 詩編124編8節 讃 美 歌 19(み栄え告げる歌は) 交 読 詩編99編(讃美歌21巻末「交読詩編」p.108) 聖書朗読 出エジプト記24,12-18 (旧p.134) マタイによる福音書17,1-9 (新p.32) 祈 祷 説 教 「起きなさい、恐れることはない」 中村吉基 祈 祷 讃 美 歌 503(ひかりにいます主) 献 金 感謝祈祷:礼拝当番 主の祈り 93-5A 頌 栄 26(グロリア、グロリア、グロリア) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「オネシモの為に執り成す」(フィレモンへの手紙 8-22) 原田由加
- オリーブ会 CS分級時、牧師館、担当:原田由加
本日の集会
- 説教CD発送作業 礼拝後、C会議室
今週の集会
- 祈り会(灰の水曜日) 2月26日(水) 10:30-11:30 A会議室。担当:松原新吾
次週礼拝等(2020年3月1日)予告
- 受難節第1主日
聖書:イザヤ書53,1-12 ; マルコによる福音書14,12-21
説教:「裏切る弟子(たち)」 廣石望
奏楽:槙和彦 讃美歌 309, 313, 25
- 教会学校 9:00「主の晩餐」(マタイによる福音書26,26-30) 村上典子
- 説教CD発送作業 礼拝後、C会議室
今後の予定(教会内)
- イースター 4月12日(日)
- 定期教会総会 4月26日(日)
牧師室から
『信徒の友』の連載記事「『聖書 協会共同訳』を読む」第11回(2020年2月号)で、「聖書に書いてあるとおり三日目に復活した」(コリント一 15,4)の「復活した」に付された欄外注をとりあげた。
そこに「直訳〈起こされた〉」とある。「復活した」と訳された原語が、「起こす」「眼覚めさせる」を意味するギリシア語動詞「エゲイロー」の完了受動態だからだ。
受け身の動作主は神であり、「神がイエスを死者たちの中から起こした」(ロマ10,9他)と同じことだ。なぜ歴代の邦訳聖書が、それを「復活した」などという自動詞で訳すのかは不明だ。キリストは神だから自力で復活するということだろうか。
コリント一15,3以下は有名な信仰告白の定式だ。協会共同訳は、キリストが「死んだ」「葬られた」「復活した」「現れた」と訳す。しかし「復活した」のみが、じっさいには「起こされている」という完了形だ。復活が過ぎ去らず、今に至るまで有効な現実であるからだろう。
死者たちの復活は、世界の終わりに生じると信じられていた。死せるイエスを「起こす」ことで神は新しい世界を導入し、その創造行為が継続しているのである。 (廣石望)