創世記一覧

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「感動に突き動かされた教会」 使徒言行録2:1-12 中村吉基

ペンテコステの日に神が聖霊を通して何をなさったのか。 主イエスが復活された日の夕方、主の弟子たちに新しいいのちが授けられ50日もの間弟子たちの中にとどまった。しかし、この日はすぐさま弟子たちの内側から外側へと溢れ始めた。聖霊の力を「感」じて「動」きはじめたのである。普段使っていた言葉だけではなく、新しい言葉をもって神を賛美し始め、その様子は酔っているとあざける者もいたほどである。この出来事はいったい何を表しているのか。主イエスの死に失意の中にあった者たちが聖霊の力を受けて外に出て行き、同じように失意の人生を送ってきた人々に「神の偉大な業」を告げ知らせる者へと変えられた。それが教会の歴史が始まりなのである。

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「これに聞け――神は今ここにおられる」ルカ9:28後半-36 中村吉基

受難節のみならず神の啓示を聞くことはとても大切なことである。しかし毎日の忙しさで神以外の声にいっぱいになってしまいがちである。今日の箇所(イエスの変貌)はルカのみならず出てくる。不思議な話であるが、ここには神の啓示をきくこととイエスが十字架で殺されて終わりではない、苦難も死も超えて甦える、この世の悪と死からキリストが超越された姿の啓示なのである。神は今日も語りかけて、イエス・キリストと主に歩む生活に招いておられる。