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終末前主日礼拝


終末前主日礼拝

2007年11月18日

  終末前主日礼拝  10:30
司会・説教 村上  伸
奏      楽 鈴木伶子
前      奏
招      詞 (マタイ25,34)
讃  美  歌 22
詩編  交読 詩82編 (p.91)
旧約  聖書 エゼキエル書34,17-22 (p.1353)
新約  聖書 マタイ福音書25,31-46 (p.50)
祈      祷
説      教 「裁きの基準」
祈      祷
讃  美  歌 357
献      金
主  の  祈 93-5
頌      栄27
祝      祷
後      奏
			

報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)

本日礼拝後

  • 避難訓練 礼拝後すぐに始め、10分ほどで終わります。週報の裏に印刷してある案内図を参考に、責任者の指示に従って行動して下さい。
  • 教会堂内外の大掃除 避難訓練後〜1時頃。無理にならない範囲でご協力下さい。軽食の用意があります。
  • 将来検討小委員会 大掃除後。

今週の集会

  • 祈り会 21日(水)10:30〜11:30 『箴言』16章を学び、共に祈ります。

 

次週(11月25日)予告

  • 教会学校 9:00
  • 終末主日礼拝 10:30 説教「友のために」 (ヨハネ15,11-15) 廣石副牧師
  • 9条の会

 

報告

  • 村上牧師の牧師館滞在予定
    • 21日(水)午前〜22日(木)午前
    • 24日(土)午後〜25日(日)午後
  • クリスマス礼拝(12/23)には洗礼式を行います。受洗ご希望の方は牧師まで。

 

牧師室から

 「主は逆らう者のいけにえをいとい、正しい人の祈りを喜び迎えられる」(箴言15,8)。

 この「いけにえ」とは、神に捧げる動物犠牲のことです。旧約学者によると、『箴言』は「知恵」を教える格言などを集めた文書だから祭儀に関する言葉はごく少ない、これは数少ない例の一つだということです。しかも、この言葉にはイスラエル預言者の影響が見られるという。

 例えばイザヤは、「お前たちのささげる多くのいけにえが、わたしにとって何になろうか、と主は言われる」(イザヤ書1章11節)と、形骸化した祭儀を厳しく批判しています。いくら「肥えた獣の脂肪」・「雄山羊の血」・「香の煙」などを犠牲に捧げても、もしそれが内容のない形式ならば、「むなしい献げ物」に過ぎない。それは神が「忌み嫌う」(13節)ものだ、というのです。

 神が求められるのは、そんなものではない。イザヤが強く迫ったように、「お前たちの血にまみれた手を洗って、清くせよ。…悪を行うことをやめ、善を行うことを学び、裁きをどこまでも実行して、搾取する者を懲らし、孤児の権利を守り、やもめの訴えを弁護せよ」(16-17節)。このような生き方が祭儀より大切なのです。

 預言者アモスも同じことを言っています。「わたしはお前たちの祭りを憎み、退ける。…肥えた動物の献げ物も顧みない。…正義を洪水のように、恵みの業を大河のように、尽きることなく流れさせよ」(アモス書5章21節以下)。

 『箴言』には、一見平凡に見える言葉が多いのですが、そのところどころに、このような預言者の精神があたかも清冽な地下水のように流れているということを、私たちは見過ごしてはならないでしょう(村上伸)。