三位一体後第8主日礼拝
2007年7月29日
三位一体後第8主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 西田和子 前 奏 招 詞 (詩編46,10) 讃 美 歌 56 詩編 交読 詩119編17-24節 (p.132) 旧約 聖書 イザヤ書2,6-17 (p.1063) 新約 聖書 マルコ福音書10,35-45 (p.82) 祈 祷 説 教 「高ぶる者は低くされる」 祈 祷 讃 美 歌 280 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 28 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂。讃美歌440番。指導は黒髪紀子さん。
- 9条の会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。渡辺峯さんの発題「靖国問題について」を聞き、一同で語り合います。
次週(8月5日)予告
- 教会学校 9:00
- オリーブ会 9:30
- 平和聖日礼拝 10:30 説教「最も重要な掟」 村上牧師 (マタイ福音書22,34-40)
聖餐式もあります。司式の助手:デビー・ ジュリアンさん。配餐奉仕者:玉嵜勝也さんと南山宏之さん。
- 8月定期役員会 礼拝後〜13:00 会議室A。
報告
- 夏の休みについて 例年通り、8月中は教会学校礼拝と主日礼拝以外のすべての教会活動を休みます。9月2日から再開。
- 廣石副牧師の休暇 8月前半。
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 8月4日(土)午後〜5日(日)午後
予告
- 西南支区・平和と核廃絶を祈るつどい 6日(月)19:00 聖ヶ丘教会 講演「ヒロシマの悲しみを心に刻む」 桜井重宣さん(茅ヶ崎教会牧師)
- 8・15平和祈祷会 15日(水)7:00〜8:00 千鳥が淵戦没者墓苑 説教「平和を願って追い求めよ」唐沢健太さん(カンバーランド長老キリスト教会・国立のぞみ教会牧師)
牧師室から
毎年8月になると、私は敗戦前後のことをいろいろと思い起こします。あの頃、私たちの周りではさまざまな末期症状が現れていました。8月1日の深夜、私が在学していた八王子の陸軍幼年学校が米軍の空襲で焼け落ちる。6日には広島、9日には長崎に相次いで「新型爆弾」が投下されたという情報が伝わり、パニックを惹き起こす。そして、15日には敗戦を告げる天皇の言葉がラジオで放送される。文字通り、「刀折れ、矢尽きた」という感じで、戦争の愚かさを身に沁みて感じたものです。
こうした経験は、大切な家族や家を一切奪われた民衆の苦しみを記憶に留めるため、そして、このような惨禍を再び繰り返さないために、どうしても後世に語り伝えねばなりません。
しかし、もっと大切に記憶すべきことは、日本があの戦争によって朝鮮・中国・フィリピン及び東南アジア諸国の数知れない無辜の民衆にひどい苦しみを与えたという事実です。日本の戦死者だけを「英霊」として靖国神社に祀り、それによって戦争を美化しようとする「記憶」は、事実の恣意的な歪曲にほかなりません。
ところが、今この国では、そのような「歴史の書き換え」がいろいろな形で進行中です。こうした「歴史修正主義」をこれ以上許しておけば、日本は世界中でさらに信頼を失うことになるでしょう。今日は参議院選挙の投票日。私たちの正しい選択を示したいものです(村上伸)。