降臨節(アドヴェント)第１主日礼拝

降臨節(アドヴェント)第１主日礼拝  10:30

  司会・説教  秋葉正二
  奏      楽  槙 和彦

前    奏  (黙祷)
招    詞  (ヨハネ福音書12,15)
讃 美 歌  231「久しく待ちにし」
交 読 文  詩編24（讃巻末,｢交読詩編」p.25）
旧約聖書  ゼカリヤ9,9-10 (旧p.1489)
新約聖書  マタイによる福音書21,1-9 (新p.39)
祈    祷
説    教  「不安に揺れる町」
祈    祷
讃 美 歌  236「見張りの人よ」
献    金
主 の 祈  93-5
頌    栄
祝    祷  24「たたえよ、主の民」
後    奏

教会学校　9:00「おめでとうマリア」(イザヤ7,14)　齊藤和夫

オリーブ会　9:40-10:00

本日礼拝後

WTさんお別れ会　13：00-14：30。式の後、茶菓による暫しの交わりの時があります。

今週の予定

祈り会　12月3日(水)10:30―11:30会議室A。

次週(12月7日)予告

降臨節（アドベント）第2主日
聖書：ホセア4,1-3, ルカ21,25-33
説教：「神の国の形」
讃美歌 235, 241, 25
説教：秋葉正二
奏楽：中島貴子

教会学校　9:00「ベツレヘムへ」(ルカ2,6-7)　鈴木伶子

礼拝後、「定期役員会」（12:15-14:15）

集会予定等（詳細は掲示で確認を）

「信徒の友」創刊50周年記念講演会　12月6日（土）〈平和を実現する人々は幸いである〉姜尚中聖学院大学学長。13時より富士見町教会。
※事前申し込み制です すでに定員に達しております。　当日参加はできませんのでご了承ください。

「“秘密保護法”施行ゆるすな！12.6大集会」　12月6日（土）日比谷野外音楽堂。

日本聖書協会記念講演　「私のヴィア･ドロローサ」村岡崇光（セム語学者）12月11日（木）13：30より富士見町教会で。

お知らせ・報告等

クリスマス礼拝(12月21日)に受洗を希望される方は秋葉牧師までお申し出ください。

ローズンゲン2015年版ご希望の方は受付の申込用紙に名前･部数をお書きください。

牧師室から

　11月11日、ベルリンでは聖マーチン祭というお祭りがありました。各地で行われるそうですが、私も孫が幼稚園に通うリヒターフェルデ地区のD.ボンヘッファー教会に夕刻出かけてみました。女性牧師が園児たちに聖マーチンの寸劇を見せたり、お話したりした後、子どもたちは自作の提灯を手に、馬型を足に挟んだ聖マーチン役を先頭に行列になって近所を小一時間程歩きます。仕上げは教会の広場に集まり、大きな火を囲んで歌を歌い、振る舞われた軽食やお菓子を頂いて、記念撮影でした。

　さて聖マーチンのことですが、彼はローマの兵隊だったようです。ある寒い冬の夜、着るものさえない多くの人達が凍死しました。町の外壁の入り口で通りすがりの人々に「何か着るものをください。とても寒いのです。」と訴える男がいました。誰もが通り過ぎて行く中、大きくて幅広の騎士のマントを着た騎士マーチンが通りかかったのです。マーチンはポケットにお金が入っていないか探りましたが、空っぽでした。すると彼はとっさにポケットからナイフを取り出すと、騎士のマントを半分に切り裂き、その男に与えたのです。マーチンが半分のマントを羽織った姿は滑稽で、他の騎士からを笑いものになりましたが、その夜、マーチンは夢をみました。町の外壁の所で男の人に与えた半分のマントを羽織ったイエス・キリストに会ったのです。　翌日マーチンは洗礼を受け、後年望まれて司教にまでなったということです。聖マーチン祭にはこんな逸話が背景にありました。クリスマスを前に、貧者に寄り添うイエスさまを想うベルリンでの小さなお祭り体験でした。　　　　　　秋葉正二