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降誕後第1主日礼拝

降誕後第1主日礼拝

降誕後第1主日礼拝  午前10:30
  司会・説教  秋葉正二
  奏      楽  原田由加

前    奏  黙祷
招    詞  ヨハネ1,14
讃 美 歌  268「朝日は昇りて」
交    読  詩編98(「交読文」p.30)
旧訳聖書  ヨエル書3,1-5 (旧p.1425)
新約聖書  ルカによる福音書2,22-38 (新p.103)
祈    祷
説    教  「幼子は境界線を越えて」
祈    祷
讃 美 歌  254「小鳥も飛び去る冬のさなか」
献    金
主 の 祈  93-5
頌    栄
祝    祷  28「み栄えあれや」
後    奏
			

 

  • 教会学校 9:00「永遠の命へ」 (ヨハネ3,16) 尼野大樹
    (新年1月4日の教会学校は休校です)
  • オリーブ会 9:40-10:00、会議室A

 

本日礼拝後

  • 予定なし

 

今週の集会

  • 祈り会 12月31日(水) は休会、新年は1/7から始まります。
  • 1/1(木)のAAはお休みです。

 

次週(2015年1月4日)予告

  • 教会学校礼拝 −休校−
  • 礼拝後、コーヒーアワー

 

集会予定等(詳細は掲示で確認を)

  • 1月の定期役員会は11日に行います。
  • 1月の定期役員会は11日に行います。
  • 講演会「講演会〈聖書の学び−教会と大学の間で」 1/11(日)14:30-16:00、信濃町教会。廣石先生がNTJ新約聖書注解監修者として話されます。
  • 講演会「寄留の牧者・神学者 李 仁夏(イ インハ)牧師」関田寛雄 1月12日(月,祝)14:00より聖公会浅草聖ヨハネ教会(カフェ エクレシア)。

 

お知らせ・報告等

  • ローズンゲン2015年版を申し込みされた方は、受付で代金引換(一冊¥800-) の上、お受け取りください。

 

牧師室から

 暗いニュースが多い中、ノーベル平和賞がパキスタンの少女とインドの活動家に送られた意義は大きかった(もちろん日本の三学者に物理学賞が授与されたことも嬉しい)。インドとパキスタンといういろいろな意味で対立してきた両国の歩みに「平和あれ」とのメッセージが込められていたと思う。話題は17歳のマララさんに集中しがちで、危険をおして、あの若さで女性の教育権利を力強く訴える実力に世界は驚嘆した。この受賞には、これからに期待という面も強かったろう。

 これに比べると、インドの人権活動家カイラシュ・サティヤルティ氏の受賞は地味である。子どもの金銭的搾取に抗議するために様々な行動を主導してきた活動実績そのものに賞が与えられたと思う。彼は安価な労働力として利用される労働現場から8万人を超える子どもたりを解放してきたという。弱い立場に置かれている子どもたちを利用するのは大人であることを考えれば、彼の受賞はどうしようもない大人への痛烈な批判でもあろう。ともあれ、この二人が子どもや若者への抑圧に反対し、すべての子どもの教育を受ける権利のために闘ってきたことは確かで、二人の活動が評価されたことは正当である。

 もう一つ、サティヤルティ氏がガンジーの非暴力の伝統を守ってきたことも忘れまい。これは、子どもの権利に関する重要な国際条約をさらに推し進めることに貢献している。大人が子どもに与えることができる最も重要なものが教育である。子どもを貧困から救うのも、子どもの権利を守るのも教育であることを今更ながら思う。時に、文科省という強大な管理下で進められるわが国の教育の現状は如何。    秋葉正二