公現後最終主日礼拝
公現後最終主日礼拝 10:30 司 会 和田 勝幸 説 教 関田 寛雄 牧師 奏 楽 森 友紀 前 奏 (黙祷) 招 詞 (黙示録3,8) 讃 美 歌 57「ガリラヤの風かおる丘で」 交 読 文 詩編19編(「交読文」p.5) 旧約聖書 エレミヤ書1,4-10(旧p.1202) 新約聖書 マタイによる福音書4,18-25(新p.5) 祈 祷 説 教 「すぐに従う」 祈 祷 讃 美 歌 507「主に従うことは」 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 24 祝 祷 後 奏
- 教会学校 「恵みの豊かさ」(使徒20,35) 木下由美子
本日礼拝後
- ガリラヤ会 「バングラデシュでの学校設立活動」(鈴木恵美子)
- 青年会 「関田先生を囲んで」
- 壮年会
今週の集会
- 祈り会 1月16日(水)10:30-11:30 会議室A。前回に続き、村上先生の解説によるボンヘッファーの「キリストに従う」をCDで聴き共に祈ります。
次週(1月27日)予告
- 受難節前第3主日礼拝 10:30〜
聖書:マルコによる福音書2,18-20
説教:「花婿の時」廣石望
- 教会学校 「いちばん偉い人」(マルコ9,35) 土田潤子
- オリーブ会 9:40-10:00
今後の礼拝・集会予定
- 1月26日(土)故・IYさん納骨式
- 2月3日(日)陶山義雄牧師による説教
- 2月10日(日)定期役員会
- 2月17日(日)村上伸牧師による説教
- 2月26日(日)下村優牧師による説教
- 3月3日(日)陶山義雄牧師による説教
- 3月10日(日)定期役員会
牧師室から
お正月に、ときおり学生たちから携帯電話で撮影した「初日の出」の画像が届く。おそらく初詣が、本来「宗教」的な行為であるという自覚はないだろう。
創世記の創造神話が生まれた時代(捕囚期ないしペルシア時代)、周辺世界の「星辰崇拝」は、イスラエル民族に伝統的な拝一神教が、「創造神」信仰へと拡大されるための、重要なきっかけになったに違いない。
創造の最初が「光あれ!」であるのはよいとしても、太陽や月は神そのものではなく、第4日目の被造物とされる(創世記1章を参照)。
それでも世界の諸宗教で日輪崇拝があるのは、さほど不思議なことではない。太陽光は、じっさい地球生命を支えている。
古代ギリシア神殿の遺跡を訊ねると、しばしばそれは巨大な光溢れる空間の中にある。古代ギリシアで「栄光」を意味する「ドクサ」の語の原義は、「輝き・反射光」である。
パウロは「私たちの艱難の当面の軽さは、はるかに優った栄光の永遠の重さを私たちにもたらす」という(2コリ4,17参照)。彼がギリシア語で「栄光の重さ」というのは、ヘブライ語で「栄光」を表す原語「カボード」の原義が「重み」であるからだ。
「輝き」と「重み」――それぞれ天空と大地を示唆するようで対照的だが、どちらももともと感覚言語であり、それが「尊厳」「名誉」を意味する抽象概念に転じている。ユダヤ・キリスト教もまた、自然体験や身体と無縁でないのである。(廣石望)