三位一体後第2主日礼拝
三位一体後第2主日礼拝 午前10:30 司会・説教:秋葉正二 奏楽:森 友紀 前 奏 (黙祷) 招 詞 マタイ11,28 讃 美 歌 54(聖霊みちびく神のことばは) 交 読 詩編28(讃美21巻末、交読詩編 p.29) 旧約聖書 詩編 135,1-3 (旧p.975) 新約聖書 使徒言行録11,19-30 (新p.235) 祈 祷 説 教 「伝道の三要素」 祈 祷 讃 美 歌 345(聖霊の力にあふれ) 献 金 主の祈り 93-5A 頌 栄 24(たたえよ、主の民) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「ひたすら祈る」(コロサイ4,2)鈴木伶子
- オリーブ会(CS分級時) A会議室
本日の集会
- 「9条の会」 礼拝後、11:50-12:50 〈教団“戦責告白”50年と共謀罪〉発題:秋葉正二
今週の集会
- 祈り会 6月21日(水)10:30-11:30 A会議室。
- 教会サロン〈良寛を歩く-その1〉 6月29日(木)19:00-20:30 A会議室 コーヒー代 100円
次週礼拝等(2017年7月2日)予告
- 三位一体後第3主日礼拝
聖書:詩編25,8-11; ルカ福音書7,36-50
説教:「罪まで赦す人」
司会・説教:秋葉正二
奏楽:鈴木伶子
讃美歌:208, 120, 26
- 教会学校 9:00「主の祈り1」(マタイ6,7-10)村上 進
- 「定期役員会」 礼拝後、12:15-14:30 A会議室
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 「教団〈部落解放祈りの日〉礼拝」 7月9日(日)
礼拝後、「聖歌隊練習」11:45-12:45 会堂
- 「外国人の人権のために祈り、民主主義と平和を考える礼拝」 7月16日(日)
(教会外)
- ゆるキリ公開講演会「武力で平和はつくれない。協同の力で戦争への道を止めよう!」 6月27日(火) 18:30-21:00 日本キリスト教会館4F
お知らせ
- 牧師面会日 火曜日10:00-16:00、水曜日13:00-16:00、土曜日10:00-16:00。
牧師室から
直木賞作家に笹倉明さんという方がおられる。笹倉さんは出稼ぎ外国人の苦難を描いた「遠い国からの殺人者」で1989年に直木賞を受賞している。外国人労働者に目を向けてくださる方なら外キ協(外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会)のシンパではないか。そう思って新聞記事を読んでいたら、彼はタイに移住して僧侶になったという。バブルの頃、文壇中央にいて毎晩飲み歩いていたという人が国外で僧侶になったというのだから、そこには様々な葛藤があったに違いない。バブルが弾けるとテーマが浮かばなくなり、映画の脚本なども手がけるが、みなうまく行かなかったという。やがて生活が困窮し、タイに移住して細々とした原稿料で切り詰めた生活を送る中で、毎日喫茶店から托鉢僧を眺めていて、欲を捨てて真理を求める姿から行き詰まりを乗り越える教えに気づかされる。直木賞さえ取れれば天下だと普通の人は思うが、人生はそんなに単純ではない。笹倉さんの場合は作家として、きっと原稿料呪縛に陥っておられたのだろう。いま彼は僧侶になり、酒を断ち、経を唱え、227の戒律を守りながら、映画も見ない生活だそうだ。彼はこう言っている。「(出家は)自分の失敗を受け入れてくれた」。出家して1年が経つと、不思議に書きたいことが湧いてきたという。「お金とは別の、苦しみを乗り越える知恵を伝えたい」。彼なりの真理把握から出てきた言葉である。人生は不思議なことだらけである。しかしこの上なく興味しろいと思う。今週の木曜日(29日)夜7:00-8:30、第一回「教会サロン」を開く。テーマは 《良寛を歩く-その1》。良寛の生き様を通して、いろいろな人たちと人生を語り合うことができれば、と願っている。イエスさまの足跡を辿ろうとする私たちにも、いろいろなヒントが与えられると思っている。皆さん、夜はちょっと大変ですけど、月一回「教会サロン」に来てみませんか。 秋葉正二