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三位一体後第12主日礼拝

三位一体後第12主日礼拝

2009年8月30日

    三位一体後第12主日礼拝  10:30
司会・説教 廣石 望
奏   楽 玉嵜 順子

前      奏
招      詞 (詩編124,8)
讃  美  歌 149
交  読  文 詩編67編 (p.23)
旧約  聖書 列王記上17,8-16 (p.561)
新約  聖書 マルコ福音書7,31-37 (p.75)
祈      祷
説      教 「開け!」
祈      祷
讃  美  歌 454(1-5節)
献      金
主  の  祈 93-5
頌      栄 27
祝      祷
後      奏
			

報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)

教会学校

  • 教会学校 9:00 お話 「体のともし火は目」(ルカ11,33-36) 齊藤 和夫

教会活動の夏休み

  • 8月中は、教会学校礼拝主日礼拝以外のすべての教会活動を休み、9月から再開します(ただし、祈り会は9月9日から)。廣石副牧師は夏休みを終わり、村上牧師は8月17日より休暇中です。

次週(9月6日)予告

  • 教会学校 9:00 お話 「愚かな金持ち」(ルカ12,13-21) 渡辺 峯
  • 三位一体後第13主日礼拝 説教「よいサマリア人」 (ルカ10,25-37) 村上牧師

 

報告

  • 村上牧師の予定 「E・ベートゲ生誕100年記念シンポジウム」(8/27〜30、デュッセルドルフ)に出席のためドイツに滞在中です。帰国は9月2日の予定。エバハルト・ベートゲさんは、大著『ボンヘッファー伝』の著者として知られるドイツの神学者。数年前に死去されました。

 
 

牧師室から

 先週、例年のように大学のサマーキャンプに学生たちを引率して参加しました。今年のテーマは「キリスト教と音楽〜グレゴリオ聖歌からゴスペルまで」、講師は秋岡陽先生(フェリス女学院大学音楽学部音楽芸術学科教授)でした。

 とても有名な賛美歌「主われを愛す」が日本で最初に歌われたのが、1870年、フェリス女学院の前身である「キダーさんの学校」であること、当時まだキリスト教が禁教であったこと、また当初は英語で歌ったことなどは知っていました。しかしこの歌が、当時できたばかりの新しい賛美歌であったことは初めて伺いました。

 帰宅後に『讃美歌21略解』を紐解いてみると、詩に曲がつけられて1862年の歌集に収録されてから、じっさいに歌われるようになったとのこと。なるほど! さらに1872年秋の在日宣教師会議で、バラ宣教師による以下の日本語訳で歌われたとあります。

エスワレヲ愛シマス
サウ聖書申シマス
彼レニ子供中
信スレバ属ス
ハイエス愛ス
ハイエス愛ス
ハイエス愛ス
サウ聖書申ス

 原詩の第一行はJesus loves me, this I know, for the Bible tells me soですので、かなり忠実な、しかし相当に苦しい訳ですね。

 秋岡先生から教わったところでは、あの山田耕作(1886年生まれ)は、同じ歌を子どものとき、家庭で次のように歌っていたそうです。

ジーザス、ラスミー、ジッサイノー
ホーライ、バイブル、テスミッソー
ジーツー、ワンツー、ヒービーロン
デーアル、ヒコポコ、ヒースロン

 ご関心のある方は、英語の原詩を探して比較してみて下さい。山田は後にドイツに留学して作曲を学びますが、帰国後に日本語の歌曲がうまく作れず、とても苦労したそうです。(廣石望)