「われらに平和を!」音楽礼拝
2008年10月26日
「われらに平和を!」音楽礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 廣石由加 オルガン前奏 招 詞 (ローマ1,17) 讃美歌21 46「すべての人よ」 会衆一同 交 読 文 詩46編 (代々木上原教会交読文集 p.12) 旧約聖書 イザヤ書 2,1-5 (p.1063) 新約聖書 エフェソ 2,14-22 (p.354) 讃美歌21 32「キリエ・エレイソン」 会衆一同 沈黙の祈り (アレグリ『ミゼレーレ』) コヴェントリーの和解の祈り(週報裏面) メッセージ 「キリストは私たちの平和」 祈 祷 讃 美 歌 194「さかえにみちたる」 会衆一同 献 金 (讃美歌21・38番) 主 の 祈 93-5 讃美歌21 83「聖なるかな」 会衆一同 祝 祷 オルガン後奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 「盲人バルティマイ」(マルコ10,46-52)内山 伸子
本日礼拝後
- 讃美歌を歌う集い 礼拝後40〜50分、会堂で。好きな讃美歌を皆で歌い、喜ばしいひと時を過ごしましょう。
- 代々木上原教会9条の会 上記の集いの後、約1時間、会議室Aで。岡本磐男さんの発題「米・ロ冷戦の再来を許してはならない」。
今週の集会
- 祈り会 29日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編26編を学び、共に祈ります。
次週(11月2日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「枯れたいちじく」(マルコ11,20-25)村上 典子
- 受洗準備の会 9:45から約30分 牧師室
- 三位一体後第24主日礼拝 10:30 説教「時にかなって美しい」 (コヘレトの言葉3,1-15) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 11月定期役員会
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 29日(水)午前〜30日(木)午前
- 11月1日(土)午後〜2日(日)午後
牧師室から
今日の礼拝では、アレグリの『ミゼレーレ』を聴きます。「ミゼレーレ」とは、「憐れんでください」という意味のラテン語で、詩編51編3節の「神よ、わたしを憐れんでください、御慈しみをもって」から来ています。
51編は「罪の悔い改め」の詩で、古来、礼拝の重要な要素として歌われてきました。特にグレゴリオ・アレグリ(1582-1652)のこの名曲は、受難週の水曜日から金曜日にかけてヴァチカンのシスティーナ礼拝堂における典礼の中でしか聞くことができなかったので、「門外不出の秘曲」とされてきました(ギメル社版のCDに付けられた高野紀子さんの解説による)。
モーツアルトが14歳の時、ローマに到着したその日にシスティーナ礼拝堂に出かけて行ってこの秘曲を聞き、ホテルに帰ると直ぐ、記憶をたどりながら全曲をほぼ完全に楽譜に書き写してしまったというエピソードはよく知られています。それ程、深い印象を受けたのでしょう。私も初めてこの曲を聴いたときは、魂が震えるような思いがしました。
今日の音楽礼拝のテーマは、「われらに平和を!」ですが、平和への祈りは、自らの罪を悔い改めることから始まらねばなりません。私たちも詩51編を黙読しながら「私を憐れんで下さい」という祈りに心を合わせたいと思います。
解説によると、アレグリは「偶数節では単声で詩編を唱えさせ、奇数節では5声の第1コーラス楽曲と4声の第2コーラス楽曲とを交互に歌わせ、最終の第20節の後半で初めて両者を合わせて9声とした」そうです。
今日は、しばらく『ミゼレーレ』に耳を傾けた後で、「コヴェントリーの和解の祈り」を交唱することにしましたが、この祈りの由来や意味については、週報の裏面に書いておきましたので、どうかそれをお読みください(村上伸)。