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三位一体後第22主日礼拝


三位一体後第22主日礼拝

2008年10月19日

    三位一体後第22主日礼拝 10:30
  司会・説教 廣石  望
  奏      楽 西田和子

前      奏
招      詞 (ローマ4,8)
讃  美  歌 7
交  読  文 詩42編 (代々木上原教会交読文集 p.9)
旧約  聖書 イザヤ書 52,7-15 (p.1149)
新約  聖書 マタイ 18,21-35 (p.35)
祈      祷
説      教 「赦しと権利」
祈      祷
讃  美  歌 463
献      金
主  の  祈 93-5
頌      栄 29
祝      祷
後      奏
			

報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)

教会学校

本日礼拝後

  • 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。来週の音楽礼拝で歌う讃美歌を練習します。指導は黒髪紀子さん。
  • 避難訓練 讃美歌練習後〜約10分。責任者の指示に従ってください。
  • 教会内外の大掃除 避難訓練後、約1時間。無理のない範囲でご協力ください。

今週の集会

  • 祈り会 22日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編25編を学び、共に祈ります。

次週(10月26日)予告

  • 教会学校 9:00 お話 「盲人バルティマイ」(マルコ10,46-52)内山 伸子
  • 受洗準備の会 9:45から約30分 牧師室
  • 音楽礼拝 10:30から。「われらに平和を!」を主題に音楽をもって神を讃美します。
    説教「キリストは私たちの平和」 (エフェソ2,14-22) 村上牧師
  • 讃美歌を歌う集い 礼拝後約1時間、皆で讃美歌を歌ってひとときを過ごします。
  • 代々木上原9条の会

 

報告

  • 村上牧師の牧師館滞在予定
    • 22日(水)午前〜23日(木)午前
    • 25日(土)午後〜26日(日)午後

 

牧師室から

 先週の現代聖書研究会では「尊厳死」について考えました。そこでの話の内容をかいつまんで紹介しておきましょう。

 医療が進歩して、今では植物状態の患者でも延命装置によって「生かして」おくことが可能になりました。しかし、意識も対話もなくチューブに繋がれて「生きて」いるのはイヤだと言う人も多いし、治癒の見込みがなく近い将来死ぬと分かっているのに、延命治療によって無理に死期を引き延ばすよりは、むしろ「尊厳ある死」を迎えたいと、生前に自分の意志(リヴィング・ウィル)を書き残す人も増えてきました。

この問題をどう考えればよいのか? 差し当たり「自分のいのちは誰のものか?」という点に絞ると、「自分のいのちは自分のものだ」と考える人が多い。しかし単純にそうは言えません。

 すべての人は、家族をはじめ多くの人々とのつながりの中で生かされています。それ故に、私たちの生死は周囲の人々に何らかの影響を与えない筈がない。つまり、自分のいのちは、「自分ひとりだけのものではない」のです。さらに言うならば、自分のいのちは「神から貸与された」(カール・バルト)ものとして畏敬されなければならない、と私は考えます。

 そして、聖書に証しされている神は、各人の個性と自由を重んじて下さると同時に、場合によっては「友のために自分の命を捨てること」(ヨハネ15,13)を命じ給う神です。

 「尊厳死」も、こうした観点から考えるべきでしょう。周囲の強制は論外です。しかし、自分ひとりの願望からそれを選ぶことも、正しくありません。ただ、神から与えられた自らの使命を熟考した上で、人々への愛から尊厳死を決断することはあり得ると思います(村上伸)。