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「惜しみなく与える教会へ」コリントII 8:1-9

25年前、それぞれの歴史をもつ教会がひとつとなって、「神の栄光のため、そして地域に住む人々のために、よく用いられるように願って」という説教とともにこの教会が建てられ礼拝が始まっている。今日の聖書の箇所はパウロがコリントの教会にあてた手紙で、マケドニア州の諸教会について語られている。激しい試練、極度の貧しさにも関わらず、人に惜しまず施す豊かさとなったとある。なぜ貧しいにも関わらず施していたか?マケドニア州のキリスト者たちは今持っているものだけでも分け与えることによって神の恵みがたくさん受けられることを知っていたのである。死海という湖があるが、そこの水は川から流れ込んでくるだけで外に行くことはないので汚れている。人も同じで誰かからもらうことばかりで与えようとしない人は澱んでいく。私たちの教会が与え続ける教会であれば、苦難に陥った時、神の助けがあるだろう。私たちはさらに豊かに種を蒔き続けていかねばならない。祈るだけではなく行動も必要である。