Shimako F一覧

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「何をしてほしいのか」マルコ10:46-52 中村吉基

人から止められるほど大声でイエスに助けを求めた盲人バルティマイの箇所である。この時代、盲人は差別されていた。バルティマイは「目が見えるようになりたい」と願い、イエスは「あなたの信仰があなたを救った」と癒しをお与えになり、バルティマイはイエスに従うものとなった。ここから学ぶことは、自分の気持ちをストレートに神に告白することの大切さ、祈ることは神との対話であり、自分の叫びを神に受けとめていただく行為である。祈るときに神を説きふせるのではなく、神の御心に合わせていく。美しい言葉を並べるのではなく、自分をさらけだし助けを求めるものに、イエスは言われる「何をしてほしいのか」と。

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インターナショナルサンデー2025

山本光一牧師の礼拝と講演会 代々木上原教会では、毎年この時期にインターナショナルサンデー礼拝として、外国人の人権のために祈る礼拝をささげています。今年は、パレスチナ・ガザ地区にあるキリスト教の病院「アハリー・アラブ病院を支え...

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「共に喜ぶ」フィリピ2:12-18 中村吉基

今日の箇所はパウロが信仰の道を歩み始めて間もないフィリピの教会の人へあてた手紙である。ここには、パウロと教会の間に深い信仰的な結びつきが分かる。信仰の道での大切なことはキリストに「聞き従うこと」単にきくだけではなく心にとめ行動につなげていくことが大切、またそしてキリストに敬意と畏敬をもって歩むように、私たち一人ひとりの“内に”働いてくださる神を信じ不平を言わず行うこと、キリストを信じる者は夜空の輝く星のように光を放つ存在たれと書く。信仰とは喜びに満ちた命の道である。私たちの内にある神を信じ星のように輝く歩みをし、「あなたがたも喜びなさい。わたしと一緒に喜びなさい」という招きにこたえていこう

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「知られない神に」使徒17:22-34 中村吉基

アテネの仲間と待ち合わせていただけのはずだったが聖霊に導かれて宣教をはじめたパウロの説教が今日の箇所である。「知られざる神に」という祭壇の前で「知らずに拝んでいるもの」は天地万物を作り命を与えるまことの神であると語った。他の信仰をけなすようなことはせずアテネの人達を尊重しながらの話であったが、すぐに受け入れられたとはいえなかった。私たちの周りにもいる「知られざる神」を探している人に「それこそイエスキリストである」と語ることが大切である。対話と愛の姿勢をもってまだ知られていない神を伝えていきたい