
「共に歩まれるイエス」ルカ24:44-53 中村吉基
今日はキリストの昇天日、聖書では福音書から言行録をつなぐ場面である。弟子たちは天に上げられるイエスを仰ぎ見た後大喜びでエルサレムに帰ったとある。絶望やあきらめの中にあった復活前の弟子たちと随分様子が違う。イエスの昇天はただ生涯を終え天にあがったということではなく、復活された主イエスが天の栄光のうちに上げられ、今度は聖霊を遣わし、共に生きておられるということである。昇天は新しい出発であった。イエスは手を上げて祝福しながら天に上げられたともある。その手にはまだ十字架の深い傷があったであろうがそのみ腕をもって弟子たちを祝福した。来週は聖霊降臨を祝うペンテコステで、私たちに聖霊が与えられることを望み1週間をすごそう。