三位一体後第11主日礼拝
三位一体後第11主日礼拝 午前10:30 司会・説教:秋葉正二 奏楽:原田由加 前 奏 (黙祷) 招 詞 ペトロ 一 5,5b 讃 美 歌 530(主よ、こころみ) 交 読 詩編17,1-5(讃,巻末「交読詩編」p.16) 旧約聖書 エゼキエル 18,1-4 (旧p.1321) 新約聖書 エフェソ 2,4-10 (新p.353) 祈 祷 説 教 「救いの恵みへの熱き思い」 祈 祷 讃 美 歌 449(千歳の岩よ) 献 金 主の祈り 93-5A 頌 栄 28(み栄えあれや) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「助け合う」(ガラテヤ 6,2)Y.須藤
- ※CSの分級とオリーブ会は、次週から再開です。
本日の集会
- 礼拝後の集会はありません。
今週の集会
- 祈り会 次週9月6日(水)より再開します。
次週礼拝等(2017年9月3日)予告
- 三位一体後第12主日礼拝
聖書:エレミヤ3,14-18; 使徒言行録9,1-9
説教:「回心」
司会・説教:秋葉正二
奏楽:槙 和彦
讃美歌:441, 342, 29
- 教会学校 9:00「4人の仲間の信仰」(ルカ5,40)鈴木伶子
- 「定例役員会」 12:15-14:30
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 教会カンファレンス 9月17日(日)
案内・申込用紙をご覧の上、ぜひ覚えてご参加ください。今年度は、全体懇談会に連動しての開催です。
- 「教会サロン」 9月21日(木) 19:00-20:30 《良寛を歩く》最終回
(教会外)
- 「第43回 9・1集会」 講演〈‘国民主権’が隠す植民地主義〉 9月1日(金) お話:宋連玉(ソン・ヨノク) 青山学院大学名誉教授
- 「“部落解放祈りの日”の集い」 9月10日(日)16:00-18:00、信濃町教会。部落解放東京教区5支区代表者会主催
お知らせ
- 今週の牧師面会日 8月中は設定されていませんが、面談など、ご希望の方はいつでも遠慮なく、牧師までご連絡ください。
牧師室から
新聞で「林尹夫」という名前を目にして驚いた。50年も前に読んだ「わが命、月明に燃ゆ」の主人公である。当時、母から薦められて読んだのだが、強烈な印象を受けた。その彼の残した一文が靖国神社の遊就館(靖国史観に基づく軍事博物館)に写真と共に展示されているという。彼は京大の西洋史学科の学生で、学徒出陣で哨戒飛行中に戦死した人である。はっきり「日本はこの戦争に負ける」と書き残している。クリストファー・ドーソンの紹介者としても著名な深瀬基寛教授の直弟子で、あの戦争の激しい時代に、彼は親友大地原豊氏(後の京大教授)とドーソンやトーマス・マンを論じ、『ブッデンブローク家の人々』(ノーベル文学賞受賞の理由となった作品)に関する優れた論文を著した。ドーソンはカトリックの歴史家で、有名な『聖アウグスティヌスとその時代』や『中世ヨーロッパ精神史』 などの著作があるが、そうした作品に親しみ、キリスト教世界にも深い理解を示していた優秀な学徒が「林尹夫」氏である。彼の遺品類は既に平和に寄与したとして立命館大学に保存されているそうだが、なぜ今「遊就館」なのだろう。「お国のために命を捧げた」というのが展示理由だそうだが、果たして遊就館がふさわしいか私には疑問である。戦争の無意味さに気づいていた人物を「お国のために云々」という理由で英霊として祭り上げることはおかしいと思う。 秋葉正二