三位一体後第10主日礼拝
三位一体後第10主日礼拝 午前10:30 司会・説教:秋葉正二 奏楽:鈴木伶子 前 奏 (黙祷) 招 詞 詩編 33,12 讃 美 歌 151(主をほめたたえよ) 交 読 詩編62(讃,巻末「交読詩編」p.66) 旧約聖書 創世記32,28-29 (旧p.66) 新約聖書 ローマ9,1-8 (新p.286) 祈 祷 説 教 「神の自由な選び」 祈 祷 讃 美 歌 91(神の恵みゆたかに受け) 献 金 主の祈り 93-5A 頌 栄 27(父・子・聖霊の) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「どんな人とも一緒に」(ルカ6,31)秋葉正二
- ※8月中、分級・オリーブ会はお休みです(CSの礼拝通常通りです)。
本日の集会
- 礼拝後の集会はありません。
今週の集会
- 祈り会 8月中は休会です。
- 「CSお楽しみ会」 26日(土)13:30-19:00 プールやスイカ割りなど、楽しい催し満載です。詳細は案内・申込書をご覧ください。
次週礼拝等(2017年8月27日)予告
- 三位一体後第11主日礼拝
聖書:エゼキエル 18,1-4; エフェソ 2,4-10
説教:「救いの恵みへの熱き思い」
司会・説教:秋葉正二
奏楽:原田由加
讃美歌:530, 449, 28
- 教会学校 9:00「助け合う」(ガラテヤ 6,2)Y.須藤
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 定例役員会 9月3日(日) 12:15-14:30 A会議室
- 教会カンファレンス 9月17日(日)
来週、ご案内・申込用紙をお配りしますので、ぜひ覚えてご参加ください。今年度は、全体懇談会に連動しての開催です。
- 「教会サロン」 9月21日(木) 19:00-20:30 《良寛を歩く》最終回
(教会外)
- 「〈芝浦と場〉見学のご案内」 8月28-29日(月-火) NCC部落差別問題委員会主催。申込方法等、詳細は案内チラシをご覧ください。
- 「“部落解放祈りの日”の集い」 9月10日(日)16:00-18:00、信濃町教会。部落解放東京教区5支区代表者会主催
お知らせ
- 今週の牧師面会日 8月中は設定されていませんが、面談など、ご希望の方はいつでも遠慮なく、牧師までご連絡ください。
牧師室から
“老い”の問題について中野孝次(作家)氏の二著作を読んだ。私は彼の著作を「ハラスのいた日々」を読んで以来、かなり愛読してきた。愛犬に思い入れが強い点、良寛に共鳴している点など、私との共通点が多いことが第一の理由。彼の60代を過ぎた頃からの著作が特に味わい深い。「老い」にどう向き合うかは、50歳を過ぎた頃から誰にも発生する課題であるが、その頃からきちんと向き合う人はそう多くないと思う。まだまだ元気な年齢だから仕方ないのだが。「老いの矜持」の中で著者は、ルソー・モンテーニュ・ゲーテ・ヘッセ・道元・一遍・良寛・兼好法師・八木重吉・三谷隆正・幸田文・小林秀雄など20数人の言葉を紹介し、それぞれに感想を述べる。どの一文も老いをどう生きるかに関する内容で、キリスト教思想に関わるものも多い。中でも八木重吉については、先頃壮年会で学んだばかりだったので印象深かった。彼は八木の詩をいくつか挙げているが、次のものは老いに関して秀逸である。八木の詩は次の通り。
こんなにもおだやかなこころになれるのか
うつろのように考えておったのに
このきもちをすこし味わってみると
ここから歩きだしてこそたしかだとおもわれる
なんとなく心のそこからはりあいのあるきもちである
著者が指摘するには、ここには良寛の詩(多くは漢詩)に通じる心境がうたわれているという。その良寛は、 『欲なければ一切足り、求むる有りて万事窮す』とうたっているからだ。そして著者は結論をこう結ぶ。
話は違うけれども、9月からまた「教会サロン」が再開する。9月21日(木)は「良寛を歩く」の最終回となる。皆さん、ご都合がついたらぜひ「教会サロン」にお出かけください。最後に宣伝をさせていただきました。 秋葉正二