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三位一体後第10主日

三位一体後第10主日

三位一体後第10主日礼拝   午前10:30
    司会:廣石望
    説教:中村吉基
    奏楽:小野千恵子


前    奏  (黙祷)
招    詞  詩編 46, 10 
讃 美 歌  6(つくりぬしを賛美します)
交    読  詩編51編(讃美歌21巻末「交読詩編」p.55)
聖書朗読  イザヤ書43,1-2 (旧p.1130)
          ヤコブの手紙1,12-18 (新p.421)
祈    祷
説    教  「どの声に聴き従うのか」  中村吉基
祈    祷
讃 美 歌  516(主の招く声が)
献    金  感謝祈祷:礼拝当番
主の祈り  93-5A
頌    栄  29(天のみ民も)
祝    祷  
後    奏  
			

  • 教会学校 9:00「霊の助け」(ローマ8,26) 齊藤和夫
  • CSの分級とオリーブ会は、学校の夏休み期間のため8月いっぱいお休みです。

 

本日の集会

  • とくにありません。

 

今週の集会

  • 祈り会 8月中は休会です。

 

次週礼拝等(2018年9月1日)予告

  • 教会学校 9:00「祈る時には」(マタイ6, 5-6) 廣石望

 

今後の予定

教会内

  • 教会学校夏のお楽しみ会 8月31日(土)13:30〜 代々木上原教会。テーマ「ヨナ」
    プール遊び、すいか割り、クラフトなど。 詳しくはCSスタッフまでおたずねください。
  • 「教会カンファレンス」 9月15日(日)「使徒信条について(基礎を学ぶ)」 廣石牧師 学びと懇談。
  • 「特別伝道集会」 9月29日(日)11:45-13:15 「キリスト教とLGBTQ」 中村吉基先生

 

牧師室から

 ユダヤ教「律法」はもともと民族に固有のものだが、前2-1世紀のアレクサンドリアのユダヤ人共同体に、2つの対照的な理解のあったことが知られる。

 一方には、「モーセは堅固な柵と鉄の壁をもってわれわれを囲み、われわれがほかの異邦人とけっして交わらず、心身ともに潔く保ち、全被造物を支配する唯一の力ある神を拝するようにした」(アリステアス書簡)がある。――律法は民族を外界から遮断する、まるで城壁のようだ。

 もう一つは、「神は、賦与されたさまざまな規定が自然に調和していることを、そして善き意志をもつ者たちにとって、書かれた律法に従って生きることはさしたる労苦でないことを示そうとした。じっさい古の時代の人々は、そもそも特別な律法がまだ書き記される以前に、容易にかつ喜んで書かれていない律法法規に従って生きていた」(フィロン)。――つまり律法は自然法であり、律法規定は万人に遵守可能だ。

 ひるがえってキリスト教信仰は、私たちを穢れた外界から遮断する城壁か、それとも異教徒とも共有可能な自然法のようなものか? おそらく祭儀(聖餐の陪餐資格論争!)が最も排他的である一方で、倫理(隣人愛)は最も広く共有可能であり、神話(キリストは天に昇った)はその中間であろうか。私たちはどの部分により強調点を置きたいか? (廣石 望)