三位一体後第9主日
三位一体後第9主日礼拝 午前10:30 司会・説教:廣石望 奏楽:槙和彦 前 奏 (黙祷) 招 詞 ヨハネ4,23 讃 美 歌 51(愛するイェスよ) 交 読 詩編46編(讃美歌21巻末「交読詩編」p.51) 聖書朗読 ホセア書 2,1-3 (旧p.1403) ローマの信徒への手紙 8,12-17 (新p.284) 祈 祷 説 教 「キリストの共同相続人」 廣石望 祈 祷 讃 美 歌 455(神はわたしの強い味方) 1.3.4節 献 金 感謝祈祷:礼拝当番 主の祈り 93-5A 頌 栄 25(父・子・聖霊に) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「パウロの祈り」(エフェソ1,15-18) 田中綾乃
- CSの分級とオリーブ会は、学校の夏休み期間のため8月いっぱいお休みです。
本日の集会
- とくにありません。
今週の集会
- 祈り会 8月中は休会です。
次週礼拝等(2018年8月25日)予告
- 三位一体後第9主日
聖書:イザヤ書43,1-2;ヤコブの手紙1,12-18
説教:「どの声に聴き従うのか」 中村吉基
奏楽:小野千恵子 讃美歌: 6, 516, 29
- 教会学校 9:00「霊の助け」(ローマ8,26) 齊藤和夫
今後の予定
教会内
- 教会学校夏のお楽しみ会 8月31日(土)13:30〜 代々木上原教会。テーマ「ヨナ」
プール遊び、すいか割り、クラフトなど。 詳しくはCSスタッフまでおたずねください。
- 「教会カンファレンス」 9月15日(日)教会員の方に限らず、多数の参加をお待ちしています。今からご予定ください。カンファレンスの企画協力者を募集中。
牧師室から
平和を実現するには地方自治体、国家、国際組織の協働が不可欠だ。
核廃絶を促進する地方自治体の連合である「平和首長会議Majors for Peace」には現在、世界の約7,800都市が加盟している。国連は2017年、ICAN(核廃絶国際キャンペーン)の主導で核兵器禁止条約(TPNY)を採択した。
すると核兵器廃絶に賛成しないのは諸核保有国政府と、これを支持する人々であろう。去る8月6日の平和記念式典で、湯崎英彦広島県知事は「なぜ、74年経っても癒えることのない傷を残す核兵器を特別に保有し、かつ事あらば使用するぞと(他を)脅すことが許される国があるのか」と問うた。
それでも、個人のレベルも大切だ。戦争を経験した世代には「戦争は勝っても負けてもダメだ」という人が多い。他方で、戦争を知らない世代は「負けたら元も子もない」と考えることがあろう。
身近に接する若者たちに、「ボヤボヤしていたら負ける」という恐怖心が感じられる。格差社会で生きる不安であろう。自分に絶望しないで生きるのは容易でない。自己保全の衝動は強烈な自己肯定感への希求、誰からも非難されないよう自己弁護する姿勢、あるいは社会的弱者をスケープゴートに狙った攻撃性の発露など、多様な姿で現れるだろう。正義を偽装する利益追従や、他者への憎悪もそこに含まれる。
パウロはそうした闘争状態を「神への敵対」と呼んだ。そして、そこからの解放を「信頼(信仰)から義認された私たちは、私たちの主イエス・キリストを介して、神に対して平和をもつ」(ロマ5,1)と言う。罪赦され、安んじて神を信じることが、平和の始まりなのである。(廣石 望)