公現後第6主日

 

公現後第5主日礼拝
午前10:30〜11:10（短縮形式）
　　　　司会・説教：廣石　望
　　　　奏楽：ヒムプレーヤー

前    奏  （黙祷）
招    詞  イザヤ書43:18〜19a 
讃 美 歌  7（ほめたたえよ、力強き主を 1,3,5節）
聖書朗読  詩編126編　（旧p.971）
          ルカによる福音書 8:5〜8a.11〜15　(新p.118)
祈    祷
説    教  「忍耐して実を結ぶ」　廣石望
祈    祷  
讃 美 歌  528（あなたの道を　1,2,4節）
献    金  感謝祈祷：礼拝当番
主の祈り  93-5A
祝    祷  
後    奏  
			

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• 教会学校　9:00「5つのパンと2匹の魚」ヨハネによる福音書 6：11　中村今日子

 

お知らせ

• 2月17日の灰の水曜日から受難節に入ります。今年のイースターは4月4日です。

• 礼拝献金は礼拝前に受付でお献げください。

• 礼拝堂では前にシールの貼られている座席のみをお使いください。

• マイクの音が聞こえにくい方には受付にて携帯ラジオを貸し出しています。

• 礼拝後に備品等のアルコール消毒を行います。ご協力をお願いいたします。

 

今週の集会

• 祈り会（Zoom）　2月17日は休会です。

 

次週予告（2021年2月21日）

• 受難節第1主日礼拝
  聖書：詩編25：1〜11、マルコによる福音書 2:13〜17
  説教：「罪人を招く」廣石　望　讃美歌： 14（1,3,4節）、505（1,2,4節）

• 教会学校　9:00「放蕩息子のたとえ話」ルカによる福音書 15：20　齊藤和夫

 

牧師室から

　世界のメトロポリスTokyoは900万人超の人口を擁する。約55万の外国人がともに暮らす。

　そこに世界中から競技者を招く委員会のトップ（男性）が、臆面もない女性差別発言をした。かつて都知事が自衛隊の式典で、下等な外国人の入国は治安上の不穏要因だと言ったのを思い出す。いずれにも、強者の〈上から目線〉が共通する。

　精神科医・革命家フランツ・ファノン（1925-1961年）は、フランス植民地であったカリブ海マルティニク島生まれのアフリカ系だ。「フランス人」という自負をもつ文化環境で育った。しかし軍隊で差別され、フランスの路上では、子どもから「ママ、見て、ニグロだよ、ぼくこわい！」と言われる。

　「私が白人でないことに苦しみ始めるのは、白人が私に差別を押しつけ、私から一切の価値、一切の独創性を奪いとる限りにおいてである」（同『黒い皮膚・白い仮面』、原著1952年）――勝手に分類され、根拠なき暴言を吐かれ、あげくは邪魔者扱いされる者たちの呻きへの、内的共感がそこにある。

　日本のコロナ感染者を含め、社会で「負」のレッテルを貼られる人々には、それを拒否する自由と権利がある。受難節を前に、教会はその心と体の痛みに敏感でありたいと思う。（廣石望）