顕現後第1主日礼拝
顕現後第1主日礼拝 午前10:30 司会・説教:秋葉正二 奏 楽:中村今日子 前 奏 (黙祷) 招 詞 ローマ8,14 讃 美 歌 472(朝ごとに主は) 交 読 詩編2(讃美歌21巻末「交読詩編」p.5) 旧約聖書 イザヤ書50,4-9 (旧p.291) 新約聖書 ローマの信徒への手紙12,1-8 (新p.291) 祈 祷 説 教 「心を新たにして」 祈 祷 讃 美 歌 515(きみのたまものと) 献 金 主の祈り 讃93-5A 頌 栄 祝 祷 28(み栄えあれや) 後 奏
- 教会学校 「神様に結ばれて」(ヨハネの手紙一 3,24) 原田由加
- オリーブ会 教会学校分級時、会議室A
本日礼拝後
- 定期役員会 12:00-14:00
今週の集会
- 祈り会 1月13日(水)A会議室
次週礼拝等(2016年1月17日)予告
- 顕現後最終主日礼拝 聖書:エレミヤ書18,1-6 ; コリントの信徒への手紙二 4,6-10
説教:「土の器に働く命」
司会・説教:秋葉正二 奏楽:槙 和彦
讃美歌 278, 529, 29
- 教会学校 「成長する種のたとえ」(マルコによる福音書4,27) 南山宏之
- 壮年会 礼拝後、CS室
- ガリラヤ会 礼拝後、会議室A。テーマ〈平和−古代世界とキリスト教〉お話:廣石望牧師
- 青年会 礼拝後、牧師館リビング
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 「9条の会」 1月24日(日)礼拝後。〈戦後70年について〉岡本磐男(A会議室)
- 聖歌隊練習 1月24日(日)礼拝後、会堂。
(教会外)
- 「東北教区エマオ活動報告」 1月17日(日)13:00-15:30、代田教会。報告・発題 佐藤真史牧師
- 「戦争法廃止!国会開会日総がかり行動」 1月19日(火)18:30-19:30 国会正門前
- 「戦争法の廃止を求める宗教者祈念集会」 1月20日(水)14:00-15:30 参院議院会館109会議室(1Fロビーで入館証配布)
- 「若者×憲法 講座」 1月23日(土)13:30-17:00 豊島区民センター。講師 渡辺豪(フリージャーナリスト)
牧師室から
一年の初めは世界中で祝われるが、その祝い方は様々。ユリウス暦の第1月は門の守護神ヤヌスにちなみラテン語でJanuarius(英January)と呼ばれ、元日は祝日で贈り物が交わされたそうである。この習慣はクリスマスとして今も残っている。日本の正月は年神を迎えて豊作を祈る年初儀礼で、盆と共に祖霊をまつる2大年中行事で門松を飾る。私の子供時代にはあちこちの門前で見かけたが、最近ではデパートの玄関先くらいでしか見られなくなってしまった。お雑煮やおせち料理などの正月料理もこのままいくとなくなってしまいそうだ。ということで2016年の年始めも楽しいことを書きたいなと思っていたが、どうも地球は暮れから傷だらけのままで年が明けてしまったようだ。
グローバル化は国境を越えて進んだが、国どうしの利害が絡むとたちまちたくさんの分断線が現れる。本来は政治家や宗教家はそうした状況を修復するために働かなければならないが、今では社会の分断につけこむ宗教まで登場している。ISはそうした宗教の代表格かもしれない。どう聞いてもその教義は狂信的にしか思えない。支配地域で従わない人があれば人々を奴隷化したり殺害したりする。他の宗教や文化を憎悪し、イスラム教との断絶をますます深くする。これに対しヨーロッパでは中東からの難民やイスラム系移民への警戒感がまたたく間に増幅してしまった。難民・移民排斥を訴える極右政党はヨーロッパ各地で支持を伸ばし、アメリカでは大統領候補選びで「イスラム教徒は入国禁止に」と放言が止まないトランプ氏の人気が急上昇だ。ナショナリズムやポピュリズムが世界で大手を振って歩き始めている。こうした社会分断の病理をしっかり分析し、その狭量な同族意識や排除意識を乗り越えて行きたいものだ。富ばかり追いかけた結果が今各地で格差社会と政治的強権を生み出している。 秋葉正二