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三位一体後第21主日

三位一体後第21主日

三位一体後第21主日    午前10:30
                司会・説教:秋葉正二
                奏楽:森 友紀

前    奏  
招    詞  ローマ12,21
讃 美 歌  85(サント サント サント)
交    読  詩編69,31-37 (讃美歌21 巻末「交読詩編」p.85(サント サント サント))
旧約聖書  レビ記19,1-18 (旧p.191)
新約聖書  マタイ福音書22,34-40 (新p.44)
祈    祷
説    教  「聖なる者となりなさい」
祈    祷
讃 美 歌  413(キリストの腕は)
献    金  
主の祈り  93-5A
頌    栄  29(天のみ民も)
祝    祷
後    奏
			

  • 教会学校 9:00「もっとも大切なこと1」(マタイ22,37) 秋葉正二
  • オリーブ会 (CSの分級の時間)A会議室

 

本日の集会

  • 「定例役員会」 12:15-14:30 A会議室

 

今週の集会

  • 祈り会 11月8日(水)10:30-11:30 A会議室

 

次週礼拝等(2017年11月12日)予告

  • 終末前々主日〈召天者記念礼拝〉
    聖書:イザヤ書46,3-9; エフェソ2,1-10
    説教:「唯一真実なる神」
    司会・説教:秋葉正二
    奏楽:鈴木伶子
    讃美歌:549, 575, 24
  • 教会学校 9:00「もっとも大切なこと2」(マタイ22,39) 村上典子
  • 「召天者記念茶話会」 礼拝後 会堂

 

集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)

(教会内)

  • 「召天者記念礼拝」 11月15日(水)「夕祈り会」19:00-20:00 A会議室
  • 「教会サロン」〈ジャズ・バッハ〉お話と音楽鑑賞 11月16日(木)19:00-20:30 珈琲代 ¥100
  • 「特別伝道集会」 11月19日(日) 礼拝説教:鈴木文治牧師(桜本教会)。礼拝後、「講演会」ガリラヤ会主催

(教会外)

  • 西南支区社会担当委員会講演会「放射能汚染と子どもたちの心と体」 岩倉政城(尚絅学院大学名誉教授) 11月11日(土)14:00-16:30 城西教会。
  • 西南支区音楽部60周年記念礼拝 説教:増田琴牧師 11月11日(土)14:30〜 霊南坂教会
    • 西南支区学習講演会「高レベル放射性廃棄物の問題」 松久保原子力情報室スタッフ。11月11日(土)18:00-20:00 信濃町教会

     

    お知らせ

    • 次週は「召天者記念礼拝・茶話会」があります。故人の遺影を飾ります。ご遺族の方、どうぞお写真をお持ちください。
    • 牧師面会日 火曜10:00-16:00、水曜13:00-16:00、土曜13:00-16:00

     

    10月出席者数

                男 女 計
    
     1日 主日礼拝     13 23 36
       教会学校 子ども  1  7  8
            おとな  5  3  8
     4日 祈り会       3  2  5
    
     8日 主日礼拝     13 28 41
       教会学校 子ども  3  6  9
            おとな  6  4 10
    11日 祈り会       3  3  6
    
    15日 主日礼拝     11 24 35
       教会学校 子ども  1  8  9
            おとな  4  5  9
    18日 祈り会       3  3  6
    
    22日 主日礼拝     14 16 30
       教会学校 子ども  1  5  6
            おとな  3  4  7
    25日 祈り会       3  1  4
    
    29日 主日礼拝     15 33 48 
       教会学校 子ども  1  6  7
            おとな  5  7 12
    19日 教会サロン     1  2  3
    

     

    牧師室から

     先週掲載予定でしたが、紙面の都合で今週になりました。ご了承ください。

     

     M.ルター(1483-1546)が1517年10月31日に95か条の意見書を提示してから今年は500年を迎えている。聖書のみ(唯一の権威)、信仰義認、万人祭司を改革の柱に掲げ、その普及のために聖書を民衆の言語(ドイツ語)に翻訳し、37編の衆賛歌(コラール)を礼拝で共に歌い、誰もが理解できる言葉で福音に与れるように礼拝が改められ、私達の教会にも受け継がれている。本日の音楽礼拝ではルターが作った宗教改革・三大コラールが古い順に歌われる。160番(深き淵より)はルターが特に愛好した詩編130編をもとにして改革の精神を織り込んだ讃美歌である。「神の恵みに相応しき者は、ただ一人もなし」(2節)。自分の罪を告白し、神の赦しに与ってのみ生きることを許される恵みを想起することが信仰の生活である。信仰による自己変革こそが宗教改革の原点である。この讃美歌は1523年、改革の最中で殉死した2人の同士を送る葬儀で歌われたばかりでなく、ルターがウィッテンベルグの墓地に埋葬される時に市民たちによって涙ながらに歌われたと伝えられている。

     

     続く377番(神はわが砦)は詩編46編を時代の状況に置き換えてルターが自由に歌った讃美歌である。ともすると改革の勇ましい進軍歌のように見なされがちであるが、新興共同体への「慰めの歌」であることが分かる。「悪魔の襲撃に苦しむ教会と信仰者に対して、ただ神の恵みと、キリストの十字架にのみ勝利があることを歌っている。己れが勝利するのでもなく、神の国だけが存続する」。これが改革の精神である。

     

     50番(みことばもて主よ)はルター最晩年の作であり、改革の厳しい状況に加えて、トルコ軍の侵入に怯える人々に向かって、み言葉に固く立ち、たとい死の中にあっても命を与えて下さる聖霊の助けを想い起こさせている。

     

     500年を経た今日、ルターの改革精神は一層意味を持っている。旧教会も公会議を経て新教と一緒に一つの神の国を目指して同じ戦いを始めている。そのことは新共同訳聖書の誕生や、本日SOLEが捧げて下さる讃美歌にも現れている。    陶山義雄