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復活後第1主日礼拝

復活後第1主日礼拝

2008年3月30日

復活後第1主日礼拝 10:30
		司会・説教 村上 伸
		奏   楽 西田和子

前    奏  
招    詞  (コリント一 15,54-55)
讃 美 歌  327
詩編交読  詩122編 (p.142)
旧約聖書  イザヤ書40,27-31 (p.1125)
新約聖書  ペトロ一 1,3-9 (p.428)
祈    祷
説    教  「生き生きとした希望」
祈    祷
讃 美 歌  325
献    金
主 の 祈  93-5
頌    栄  29
祝    祷
後    奏
		

報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)

 

教会学校

 

本日礼拝後

  • 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。14番を練習します。指導は黒髪紀子さん。
  • 9条の会 (教会員有志による自由な勉強会) 讃美歌練習後〜13:00 会堂で。テーマは「沖縄と憲法九条」。発題は矢口雄三さん(村上牧師の友人)。

今週の集会

  • 祈り会 4月2日(水)10:30〜11:30 会議室A。祈りに先立つ旧約聖書の学びは、今週から『詩編』に入ります。この日は村上牧師による導入。

 

次週(4月6日)予告

  • 教会学校 9:00 お話 「悪霊の頭の力で」 (マルコ 3,20-13)村上 進
  • 復活後第2主日礼拝 10:30 説教「平和の神が」 (ヘブライ13,20-21) 村上牧師
  • 讃美歌練習
  • 4月定期役員会 中心議題は定期教会総会(4/20)の準備、その他。

 

報告

  • 村上牧師の牧師館滞在予定
    • 2日(水)午前〜3日(木)午前
    • 5日(土)午後〜6日(日)夕方

 

牧師室から

 水曜日に続けている旧約聖書の学びは、先週で『箴言』(全31章)を読み終えるところまで来ました。皆で読後感を語り合っていたとき、ある方が「『箴言』には<女に注意しろ>とか<大酒を呑むな>といったたぐいの、やや低俗な格言が多い。それに比べれば、東洋の知恵、たとえば『老子』などの方がずっと深遠な感じがする」という意味のことを言われました。確かにそういう点はあるかもしれません。

 例えば『老子』に、「上善は水の若(ゴト)し。水は善く万物を利して而も争わず。衆人の悪(ニク)む所に処(オ)る」という言葉がある。
これを、金谷治氏は「最高のまことの善とは、たとえば水のはたらきのようなものである。水は万物の成長をりっぱに助けてしかも競い争うことがなく、多くの人がさげすむ低い場所にとどまっている」と訳し、これは孔子の「仁」や、キリストの「愛」、あるいは釈迦の「慈悲」と同様、貴重な知恵であると解説しています。

 その通りでしょう。だからこそ、この言葉は多くの人の印象に残った。「上善水のごとし」という名の日本酒ができた程です(!)。

 しかし、『箴言』が低俗だと簡単に言うことができるでしょうか。さまざまな「生活の座」において語られた格言を集めたという成立の事情から、「玉石混交」の感が否めませんが、その中心は「主(ヤハウエ)を畏れることは知恵の初め」1章7節)というところにある。これはこの書を一貫する大黒柱のようなもので、永遠の真理と言ってもいいでしょう。
日常の生活に役立つような、どちらかと言えば「低俗な」格言も少なくないが、それもまた、聖書が地上の歴史的生活を重んじているということの証しだと考えられます(村上伸)。