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三位一体後第1主日礼拝

三位一体後第1主日礼拝

三位一体後第1主日礼拝10:30

  司会・説教:秋葉正二
  奏      楽:鈴木伶子

前奏(黙祷)
招    詞  エフェソ1,17-18a
讃 美 歌  37 いと高き神に
交 読 文  詩編49,1-21(讃美歌,巻末」p.53)
旧約聖書  イザヤ書58,3-11(旧p.1156)
新約聖書  ルカによる福音書16,19-31 (新p.141)
祈    祷
説    教  「金持ちと貧しい人」
祈    祷
讃 美 歌  522 キリストにはかえられません
献    金
主 の 祈  93-5
頌    栄  25「父・子・聖霊に」
祝    祷
後    奏
			

 

  • 教会学校 9:00〜 「主の祈り1」(マタイ6,9)齊藤和夫
  • オリーブ会 (CSの分級の時間、会議室Aで。どなたも参加自由)。

本日礼拝後

  • 九条の会 「北朝鮮の核問題」岡本磐男

 

今週の予定

  • 祈り会 6月25日(水)10:30-11:30 会議室A

 

次週(6月29日)予告

  • 教会学校 9:00〜 「主の祈り2」(マタイ6,10)松原新吾

 

今後の礼拝・行事予定

  • 7月13日 外国人の人権擁護のために祈り、
    民族主義と平和を考える礼拝
  • 7月27日 経堂緑岡教会との講壇交換

 

報告・集会案内など

  • 6/22(日) 聖餐を考える会 18:00-20:30 早稲田教会
  • 6/28(土) 福音の喜びシンポジウム−教皇フランシスコ使徒的勧告 13:30-16:00
    カトリック麹町 聖イグナチオ教会

 

牧師室より

 「日本基督教団核問題連絡会」は教団の牧師・信徒を中心とした自主独立のゆるやかな組織である。結成から20年以上を経、200名くらいの会員が全国にいる。私はずっと書記を務めてきたが、十年程前に名称を「脱原発」から「核問題」に変えた。隔年ごとに総会を開き、意見交換をする中で、原発が戦略核と切り離せない関係にあることを意識しての変更であった。この判断は間違っていなかったと思う。前都知事も現総理も核武装論者であることを考えると、なぜ日本が原発を手放さないかが見えてくるからだ。かつて日本各地の大学に「原子力工学科」や「原子核工学科」が設置された頃(60年代)、「原爆は悪いが、原子力の平和利用はいい」といった考えが多くの人の脳裏に焼き付けられたことを思い出す。鉄腕アトムが登場し、その妹はウランちゃんであった。作者の手塚治虫さんは後に「原子力の平和利用は間違えていた」と語っているが、原発は戦後復興にも重なる日本の夢でもあったのである。その後「原子力ムラ」の住人たちの政策推進と共に、「安全だ」という嘘がばらまかれ、日本には50基を超える原発が稼働するようになるが、その間もずっとその嘘を指摘する声があった。木仁三郎さんや「熊取六人衆」(原発の危険性を訴え続けた京都大学原子炉研究所の教員たち)はその代表格である。「核問題連絡会」では、かつて木さんを招いて教団総会の場で講演会を開いたこともあったが、あまり盛り上がらなかった。福島第一原発の事故で「どんな地震が来ても安全だ」という強弁もくつがえされたはずだが、「原子力ムラ」は段々元気を取り戻し、今や再稼働に向けて疾走中である。こうした現実を前に、私たちはムラ批判だけでなく、「だまされる者の責任」も考えなくてはならないのではないだろうか。エレミヤ6,14のみ言葉が響いてくる。 『平和がないのに“平和、平和”と言う。』