聖霊降臨祭礼拝
2010年5月23日
聖霊降臨祭礼拝 10:30 司会説教 村上 伸 奏 楽 村上典子 前 奏 (黙祷) 招 詞 (使徒言行録1,8) 讃 美 歌 342 交 読 文 詩編51編 (p.14) 旧約 聖書 ヨエル書3,1-5 (p.1425) 新約 聖書 マルコ福音書1,9-11 (p.61) 祈 祷 説 教 「霊が鳩のように」 祈 祷 讃 美 歌 325 洗 礼 式 讃 美 歌 78 聖 餐 式 配餐:木下由美子、菅原蔦子 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 28 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
- 教会学校 9:00 お話 使徒言行録2,14-21 渡辺 峯
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂。家族音楽礼拝(6/13)で歌う「世界に愛がやってくる」を練習。指導はCSスタッフ。
- 懇談会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。主題は「礼拝の守り方」。村上牧師の導入の後、当番の心得・献金の際の祈りなど具体的問題について質疑・懇談します。
今週の集会
- 祈り会 26日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編100編を学び、共に祈ります。
次週(5月30日)予告
- 教会学校 9:00 お話 使徒言行録4,5-13 和田 勝幸
- オリーブ会 9:45〜10:15 牧師室。牧師を囲んで質疑懇談。
- 三位一体主日礼拝 「神の定め・神の道」 (ローマ11,33-36) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 9条の会
報告
- 東京教区総会 25日(火)10:00〜21:00、富士見町教会。村上牧師と玉嵜勝也さんが出席。
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 25日(火)夜〜26日(水)午後
- 27日(木)午後〜28日(金)午前
牧師室から
ユダヤ暦の過越祭から「50日目」(ペンテコステ)に、弟子たちが「聖霊に満たされて」(使徒言行録2章4節)、「神の偉大な業を語る」(11節)という「聖霊降臨」の出来事が起こりました。
「聖霊」とは、私たちの内に働く「神の生命」と言えるでしょう。それは「風」のように自由に入ってきて私たちを感動させ、愛する力を与える。目には見えないが確かな力です。
今日の讃美歌342番1節に、「かみの霊よ いまくだり / わがこころ うごかして / よわき身を つよくなし / あいにあゆませたまえ」と歌われている通りです。
ところで、かつて親しくしていた台南神学大学の鄭(ティン)教授が、ペンテコステの讃美歌には「わがこころ」というような一人称単数の表現が多いのが気になる、と言われたことがあります。「ペンテコステは<教会の>誕生日、つまり、<われわれ>の日ではないか」というのです。とても考えさせられました。
342番の原詩はG・クローリー(1860年没)のものですが、あの時代、信仰はしばしば個人主義的に理解されていました。「わがこころ」という表現は、そこから来たのでしょう。
その点、それ以前の時代の歌は違います。341番の歌詞は宗教改革者マルチン・ルターの作ですが、そこには、いかにも「教会の誕生日」に相応しく<われわれ>の精神が躍動しています。「来たれ聖霊、わが主。われらの心を恵みもて満たし、燃え立たせたまえ」(1節)。
ペンテコステの歌は、すべてこの気持ちで歌いたいものですね (村上伸)。