三位一体主日礼拝
2010年5月30日
三位一体主日礼拝 10:30 司会説教 村上 伸 奏 楽 廣石由加 前 奏 (黙祷) 招 詞 (ローマ11,36) 讃 美 歌 339 交 読 文 詩編1編 (p.2) 旧約 聖書 イザヤ書45,18-19 (p.1136) 新約 聖書 ローマの信徒への手紙11,33-36 (p.291) 祈 祷 説 教 「神の定め・神の道」 祈 祷 讃 美 歌 411 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 29 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
- 教会学校 9:00 お話 使徒言行録4,5-13 和田 勝幸
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、礼拝堂。家族音楽礼拝(6/13)で歌う讃美歌470番と493番を、黒髪紀子さんの指導で練習。
- 9条の会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。藤井清久さんの発題「北村牧師免職問題について一信徒の思い」を聞き、懇談。
今週の集会
- 祈り会 2日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編101編を学び、共に祈ります。
次週(6月6日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「罪深い女をゆるす」(ルカ7:36-50) 竹内 志摩子
- オリーブ会 9:45〜10:15 牧師室。牧師を囲んで質疑懇談。
- 三位一体後第1主日礼拝 「愛には恐れがない」 (ヨハネ一 4,16-21) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 6月定期役員会
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 6月1日(火)午後〜2日(水)午後
- 5日(土)午後〜6日(日)夕方
牧師室から
先週のペンテコステ礼拝で説教した際、私は「聖霊が鳩のように降って来た」ということに関連していろいろと話しました。礼拝後、かつて私が何かの機会に紹介した鳩に関する可笑しな逸話を思い出して話題にした方がおられたようです。それは、こんな話です。
―― ある西洋の宣教師が、インドネシアのある村に派遣された。彼は手品が得意で子供たちに人気がありましたが、ペンテコステが近づいた頃、あることを思いついてほくそ笑んだというのです。つまり、手品でよく使われる生きた鳩を登場させて、「聖霊が鳩のように降る」場面を再現しようというわけです。そして、そのための仕掛けを入念に準備しました。
いよいよその当日になった。彼は子供たちに聖書を読んで聞かせ、話がクライマックスに達して、さて鳩を「降らせ」ようとしたとき、外から駆け込んで来た子供たちが、「先生、屋根の上の鳩が猫に食べられちゃった!」と叫んだ。これで、計画はおジャンになりました。
これは、もちろん笑って済ますこともできる話ですが、案外、大切な教訓を含んでいるのではないかと思います。
「機械仕掛ケノ神」(デウス・エクス・マキナ)という言葉があります。中世の演劇で、主人公が「万事休した」ような場面になると、ロープで吊るされた「神」が降りてきて問題をパッパッと解決してしまう。そこから転じて、「神を持ち出すことによって問題を安直に解決すること」を意味するようになりました。
私は、かの宣教師のユーモアの感覚や、子供たちに対する善意は高く買いますが、「機械仕掛ケノ聖霊」というのは、矢張り感心しません。
聖霊は、人間の意図によって適当に利用されるような存在ではない。むしろ、聖霊の方が私たちを支配し、私たちを内から動かして大切なことをさせる力なのです(村上伸)。