三位一体後第3主日礼拝
三位一体後第3主日礼拝 10:30 司会・説教 廣石 望 奏 楽 鈴木伶子 前 奏 (黙祷) 招 詞 (詩編29,2) 讃 美 歌 120「主はわがかいぬし」 交 読 文 イザヤ書40 (「交読文」p.44) 旧約聖書 ダニエル書3,31-33 (旧p.1385) 新約聖書 ルカによる福音書15,1-7 (新p.138) 祈 祷 説 教 「失われた羊」 祈 祷 讃 美 歌 529「主よ、わが身を」 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 26 祝 祷 後 奏
- 教会学校 「神の家族」(箴言1,8) 中島貴子
本日礼拝後
- 全体会に向けて(その2)
- 青年会
- ガリラヤ会 小委員会(会議室A)
- 壮年会 談話会
今週の集会
- 祈り会 6月19日(水)10:30-11:30会議室A。村上伸牧師の「箴言」講話(テープ)を聞いて、共に祈ります。
次週(6月23日)予告
- 三位一体後第4主日礼拝 10:30〜
聖書:聖書:使徒言行録4,32-37
説教:「心も思いも一つに」廣石 望
- 教会学校 「育てて下さる神様」(1コリ3,9) 齊藤和夫
- オリーブ会 9:40-10:00
- 全体会 礼拝堂、次期牧師招聘について
- 青年会
- ガリラヤ会 小委員会(会議室A)
- 壮年会 休会
今後の礼拝・集会予定
牧師室から
「私たちの神よ…忠実に契約を守られる神よ/…私たちが被った苦難のすべてを…取るに足らないことと見なさないでください。/このすべては起こるべくして起こったのです。/あなたは正しく行動されました。/あなたは忠実に行動されました。/しかし、私たちはあなたに背いてしまいました」(ネヘ9,32-33)。
神の民は律法にくりかえし背くことで、我と自ら破局を招き寄せたが、神自身はアブラハム契約に忠実であり続ける、という独特の歴史理解である。神は私たちの罪を正しく罰したが、その慈愛のおかげで民族は今も存続している。
ペルシア時代に第二神殿を再建したイスラエル民族は、神殿と大祭司を中心とした民族集団になった。彼らには王も軍隊もない。むしろ諸民族に宥和をもたらす祭司であることを自らの国際的な使命と考える。
「今、もし私の声に聞き従い/私の契約を守るならば/あなたたちはすべての民の間にあって 私の宝となる。/世界はすべて私のものである。/あなたたちは、私にとって/祭司の王国、聖なる国民となる」(出19,5-6)。
教会が戦争責任を告白し、憲法9条を支持する背後には、こうした旧約的な歴史理解の伝統があるだろう。非暴力の「祭司の王国」!
もちろんどんな国、どんな民族にも、自分たちの歴史が「大義」に溢れる、「偉大」なものであってほしい、という抜きがたい願望がある。かつてのイスラエル民族の歴史理解を、現代日本に当てはめることにも、いろいろ無理があろう。
それでも罪責の告白と、和解の努力が平和を拓くという洞察は、私たちに貴重だ。(廣石望)