受難節第2主日礼拝
2008年2月17日
受難節第2主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 鈴木伶子 前 奏 招 詞 (詩編51,19) 讃 美 歌 313 詩編 交読 詩123編 (p.142) 旧約 聖書 イザヤ書53,1-5 (p.1149) 新約 聖書 ローマ5,1-5 (p.279) 祈 祷 説 教 「苦難は忍耐を生む」 祈 祷 讃 美 歌 526 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 24 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 教会学校 9:00 お話 「中風の人を癒す」 (マルコ 2,1-12) 土田 潤子
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。332番。指導は黒髪紀子さん。
- ガリラヤ会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。主題「分かち合いたい一言」 発題は渡辺紀子さん、ほかの方々です。
- 壮年会 讃美歌練習後〜13:00 会議室B。
今週の集会
- 祈り会 20日(水)10:30から。『箴言』27章を学び、共に祈ります。
次週(2月24日)予告
- 教会学校 9:00
- 受難節第3主日礼拝 10:30 説教「真実を語る」 (エフェソ4,25-32) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 懇談会
- 「9条の会」 13:00-14:00
報告
- 廣石副牧師 先週末、インド・ケララ州でのワークキャンプのため、学生たちに付き添って出発されました。ご無事を祈ります。
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 20日(水)午前〜21日(木)午前
- 23日(土)午後〜24日(日)午後
牧師室から
先週の「現代聖書研究会」では、藤田英典編『誰のための「教育再生」か』(2007年11月刊、岩波新書)を手がかりに、今「教育再生」の名の下に教育の現場で何が起こっているかを学び、その問題点について考えました。
その一つに「教員免許更新制」があります。2006年の「教育基本法」改定に伴って成立した「教育三法」がこれを定めました。「10年ごとにすべての教員に免許更新講習を受けさせ、審査のうえ、免許を更新する」というものです。
しかし、この本に寄稿した6人の良心的な教育学者たちの一致した見解によれば、これは教員の「質の向上」どころか、逆にその「低下」を招くという。彼らは一々その根拠を挙げて論証していますから、一読をお勧めします。
「教師の階層化」が進んでいるということも気になります。「校長―副校長―教頭―主幹教諭―指導教諭―主任―教諭」といった階層化が、現場でじかに児童・生徒たちと接している「ヒラの教師たち」にとってどれほどの重圧となるものか。それは容易に察せられます。
ところで、こうした現代の問題について聖書はどう言っているか? 先週は、残念ながらこの点について触れる時間がありませんでしたから、今、ここで補足しておきたいと思います。
むろん、聖書の時代と現代とでは状況が違います。何らかの聖句を無理に「こじつける」わけには行きません。しかし、児童・生徒も教員も「神に愛されている子供」(エフェソ5章1節)である点で変わりはない。日本の教育を真の意味で「再生」させるためには、この基本認識から出発すべきではないでしょうか(村上伸)。