待降節第1主日礼拝
2009年11月29日
待降節第1主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 中村今日子 クランツに点火 (讃美歌242番1節) 前 奏 招 詞 (イザヤ書40,4-5) 讃 美 歌 231 交 読 文 詩編96編 (p.27) 旧約 聖書 ゼカリヤ書9,9-10 (p.1489) 新約 聖書 マタイ福音書21,1-9 (p.39) 祈 祷 説 教 「柔和な方」 祈 祷 讃 美 歌 233 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 27 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
- 教会学校 9:00 お話 「受胎告知」(ルカ1,26-38) 南山 宏之
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。490番を木下由美子さんの指導で。
- 9条の会 讃美歌練習後〜13:00 引き続き会堂で。佐藤厚さんの発題を聴き、教団の『戦争責任告白』について共に考えます。
今週の集会
- 祈り会 12月2日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編78編を学び、共に祈ります。
次週(12月6日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「マリヤ、エリサベトを訪ねる」(ルカ1,39-45) 内山 伸子
- 受洗準備会 9:45〜10:15 牧師室
- 待降節第2主日礼拝 10:30〜11:30
説教「解放の時が近い」(ルカ21,25-33) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 12月定期役員会 受洗・転入会希望者との面接、年末年始の予定など。
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 1日(火)午後〜2日(水)午後
- 5日(土)午後〜6日(日)夕方
牧師室から
先ごろ、民主党の小沢一郎幹事長が「キリスト教は排他的」と発言して、物議を醸しています。高野山真言宗の松長有慶管長と会談した後の記者会見で飛び出した言葉だといいます。
日本キリスト教連合会委員長・山北宣久牧師(日本基督教団総会議長)は直ちに抗議文を送り、「一面的な理解で、見識を疑う」と批判しました。宗教学者・山折哲雄氏も「仏教の伝統にも戦闘的、攻撃的なものはある。指導的な立場にある人だけに、乱暴な断定は避けてほしかった」と述べましたし、エコノミスト・浜矩子氏(カトリック信者)は「責任あるポストをわきまえない発言だ」とした上で、「一神教だから排他的だと短絡する言語的な認識能力の低さ」を厳しく指摘しています(以上、毎日新聞の山田孝男論説委員による)。
松長管長という人は、山田氏によれば「全日本仏教会」の会長で、この組織は自民党と親しい関係にあるらしい。だから、山田氏は、この会談そのものが来年の参院選を見据えた小沢氏独特の選挙戦略ではなかったかと見ています。だとすれば、あの言葉は口先だけの「お世辞」みたいなもので、論じるに価しません。
にもかかわらず、あの発言には重大な問題が潜んでいます。政権与党の最高実力者が宗教団体のトップとこのように「生臭い」話をすることの危険性です。人類の過去の歴史が教えているように、どの宗教も権力者と結びつくと堕落しましたし、権力者の方もそのことによって間違いを犯した。こういう問題について、現代人はもっと敏感でなければなりません。
キリスト教が「排他的」になったことは確かにありますが、本質上排他的なのではない。イエスの「愛の教え」を知る人なら、そんなことは言えないでしょう。排他性は、本来のイエスの教えを忘れ、時の権力と結びついて高慢になった時に現れたものなのです(村上伸)。