三位一体後第9主日礼拝
2008年7月20日
三位一体後第9主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 中村今日子 前 奏 招 詞 (ハバクク書2,20) 讃 美 歌 12 交 読 文 詩121編 (p.34) 旧約 聖書 箴言10,1-12 (p.1003) 新約 聖書 ペトロの手紙一4,7-11 (p.433) 祈 祷 説 教 「愛は多くの罪を覆う」 祈 祷 讃 美 歌 479 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 26 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 お話 「食卓の上の子犬」(マルコ7:24-30)廣石 由加
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。黒髪紀子さんの指導で198番を練習。
- 青年会 讃美歌練習後〜13:00 牧師室。主題は「秋葉原の通り魔事件について」。
- ガリラヤ会 讃美歌練習後〜13:00、会議室A。西田和子さんのお話「新たに知った戦時下母校の苦難」を聞きます。
- 壮年会 讃美歌練習後〜13:00、会議室B。句会(2回目)を楽しみます。
今週の集会
- 祈り会 23日(水)10:30から、会議室A。詩編第16編を学び、共に祈ります。
- 家庭集会 25日(金)19:00 西田和子さん宅で。遠藤周作『キリストの誕生』最終回。
次週(7月27日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「エッファタ」(マルコ7:31-37)村上 雅子
- 三位一体後第10主日礼拝 説教「深い悲しみ」 (ローマ9,1-5) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 懇談会
- 9条の会
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 23日(水)午前〜24日(木)午前
- 26日(土)午後〜27日(日)午後
牧師室から
古来、エルサレム神殿に異邦人が入ることは許されませんでした。イスラエル人でも、出産後の女性や(レビ記12章)や、皮膚病で祭司に「汚れている」と判定された人(同13章)は、入れなかった。神殿儀礼に与って神の祝福を受けるには、「資格」が必要だったのです。
しかし、詩編15編1節で詩人が「主よ、どのような人が、あなたの幕屋に宿り、聖なる山に住むことができるのでしょうか」と問うたとき、彼はそのような意味での「資格」は全く問題にしていませんでした。
「正しいことを行う人」、「真実の言葉」(2節)を語る人、もう少し具体的に言うなら、共に生きるべき人々を「中傷せず…嘲らない人」(4節)、「主(ヤハウエ)を畏れる人を尊び」、「悪事をしないとの誓いを守る人」(同)、貧しい人に金を貸しても「利息を取らず、賄賂を受けて無実の人を陥れたりしない人」(5節)なら、誰でも「聖所に立つ」(詩24,3)ことができる、と詩人は言います。偉大な預言者たち(イザヤ、エレミヤ、ホセア、アモスなど)の精神に従うことによって、彼は形式的な律法主義を克服したのです。
例えば預言者ミカは、「何をもって、わたしは主の御前に出で、いと高き神にぬかずくべきか。焼き尽くす献げ物として当歳の小牛をもって御前に出るべきか。主は喜ばれるだろうか、幾千の雄羊、幾万の油の流れを。…人よ、何が善であり、主が何をお前に求めておられるかはお前に告げられている。正義を行い、慈しみを愛し、へりくだって神と共に歩むこと、これである」(ミカ書6,6-8)と言いました。これこそ預言者の精神です。そして、これを最も正確に理解して受け継いだのがイエスだったのです(村上伸)。