三位一体後第18主日礼拝
2008年9月21日
三位一体後第18主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 鈴木伶子 前 奏 招 詞 (イザヤ書35,1-2) 讃 美 歌 3 交 読 文 詩61編 (当教会交読文集 p.21) 旧約 聖書 申命記6,4-9 (p.291) 新約 聖書 マルコ福音書12,28-34 (p.87) 祈 祷 説 教 「最も重要な掟」 祈 祷 讃 美 歌 358 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 27 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 9:00 お話 「一番偉い者」(マルコ9,33-37)村上 雅子
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂。黒髪紀子さんの指導で21番を練習。
- 青年会 讃美歌練習後〜13:00 11月に計画されている「バザー」の準備作業。
- ガリラヤ会 讃美歌練習後〜13:00会議室A。デボラ・ジュリアンさんの発題「難民・移住労働者問題キリスト教連絡会について」。
- 壮年会 讃美歌練習後〜13:00 会議室B。中瀬純一さんの発題「尊厳死について」。
- 教会学校教師会 13:00〜 会議室B。
- 音楽礼拝準備会 3:00〜 牧師室。
今週の集会
- 祈り会 24日(水)10:30〜11:30会議室Aで。『詩編』第21編を学び、共に祈ります。
- 家庭集会 26日(金)19:00から、西田和子さん宅で。隅谷三喜男著『私のキリスト教入門』を読んで話し合います(第1回)。
次週(9月28日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「罪への誘惑」(マルコ9,42-50)和田 勝幸
- 三位一体後第19主日礼拝 10:30 説教「真実を語りなさい」 (エフェソ4,25-32) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 懇談会 後任牧師問題についての報告
- 9条の会
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 24日(水)〜25日(木)
- 27日(土)〜28日(日)
牧師室から
先週の「教会カンファレンス」は、委員の方々の周到な準備と参加者の積極的な協力によって、とても良い会になりました。感謝!
いろいろなことを語り合うことができましたが、<正しい戦争>はあり得るか?という問題がやや未消化のまま残ったと思われるので、以下に私の考えを書いておきましょう。
二日目の全体会で藤井清久さんが言われた通り、イエスは戦争そのものを全面的に否定された。だから、初代教会もイエスに従って<正しい戦争>を認めなかったのです。
教会が<正しい戦争>を唱えるようになったのは、キリスト教がローマ帝国の国教とされてからです。それ以来、教会は「キリストの体」というよりは「国家秩序を守るための装置」と化し、死刑・戦争(十字軍)・異端審問などが神の名において正当化されるようになったのです。
しかし、こうした考え方は、第一次世界大戦の時に破綻しました。何しろ、「キリスト教国」同士が、高性能爆薬・戦車・飛行機・潜水艦・毒ガス等の新兵器を使って、「血で血を洗う」ような戦争を4年間も続けたのですから。
戦争が始まれば子供や老人などの非戦闘員も無差別に殺される。また、深刻な環境汚染が残り、その影響は将来の世代にまで及びます。この実態を白日の下にさらしたのが、第二次世界大戦でした。沖縄戦、広島と長崎の原爆…!
冷戦終結後も核の拡散が続いている今、私たちは、<正しい戦争>はあり得ないという認識を確立すべきではないでしょうか(村上伸)。