受難節第1主日礼拝
受難節第1主日礼拝 10:30 司会・説教 秋葉正二 奏 楽 中村今日子 前 奏 (黙祷) 招 詞 (「テモテへの手紙一」1,15) 讃 美 歌 294「ひとよ、汝が罪の」 交 読 文 「詩編」130 (p.35) 旧約聖書 詩編91,1-16 (旧p.930) 新約聖書 マタイによる福音書4,1-11 (新p.4) 祈 祷 説 教 「悪魔の誘惑と現代」 祈 祷 讃 美 歌 377「神はわが砦」 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 29「天のみ民も」 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00〜 「富は天に」(マタイ6,20) 中村今日子
本日礼拝後
- CSスタッフ会 12時〜1時半、ランチ会
- 支区総会 (3時、渋谷教会)
今週の集会
- 祈り会 3月12日(水)10:30-11:30 会議室A。「死刑をめぐる聖書のイスラエル法(2)」
次週(3月16日)予告
- 受難節第2主日 10:30〜
聖書:マルコによる福音書12,1-12 詩編35,1-1
説教:「隅の親石-人生の力」 秋葉正二
- 教会学校 9:00〜 「神さまの力」(コリント一 3:6) 秋葉正二
- ガリラヤ会 「年度総会」会議室A
- 壮年会 「横浜バンドについて」神尾昭二、会議室B
- 青年会 会議室C
今後の予定
- 4月定期役員会 4/6礼拝後
- 棕櫚主日礼拝 4/13(受難週)
- イースター 4/20(CSフェスタ)
- 教会総会 4/27 礼拝後
牧師室から
2,3年前の新聞記事に、愛媛県の遺跡から出土した犬の骨が、「約7千年前の国内最古の飼い犬の埋葬例と確認」というのがあった。そんな昔から日本人は犬を飼っていたのかと驚いたが、同時にとても嬉しい気分になった。九州の教会時代、結婚式を司式した縁で、シベリアン・ハスキーとゴールデン・リトリバーの一代ハーフを貰い受けた。一歳前に訓練所に五ヶ月間預けて基本的な躾をお願いしたら、卒業時に警察犬の試験もパスして戻ってきた(活動歴なし)。
この犬の名は「ハスキー」。ハスキーは我が家の一員として12年間過ごし、10年前に天に帰っていった。彼女は教会犬、CS犬としても抜群の働きをしてくれた。 毎週CSの子供たちは来るなり「ハッちゃーん」と彼女に抱きついて親愛の情を示し、CSの時間中はずっと一緒に過ごした。礼拝前になると彼女は玄関前に控え、来る人ごとに近づいて尻尾を振り歓迎する。礼拝中は会堂の隅に大人しく座り、吠えたことなど一度もない。祝祷をわきまえていて、祝祷が終わるとゆっくり牧師に近づいて顔を一舐めして「ご苦労さん」。礼拝後はまた玄関で会衆の人たちを一人ひとり尻尾を振って見送る……。これはまるで牧師ではないか、と僕はいつも思っていた。
近年、ペットと人間の文化、歴史が研究され始めている。「神は何のために動物を造ったのか」(アンドリュー・リンゼイ)のような神学的著作もある。アルベルト・シュヴァイツァーが少年時代動物に寄せた愛情が後年の彼の生き方や神学に大きな影響を与えたことを思い出す。教会でもそろそろ教会員の家族として過ごしたワンちゃん、ネコちゃんたちの葬儀などを考え始めたらどうだろうか。動物への共感は倫理の基礎だと思う。 秋葉正二