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三位一体後第19主日礼拝

三位一体後第19主日礼拝

2008年9月28日

  三位一体後第19主日礼拝 10:30
司会・説教 村上  伸
奏      楽 村上典子

前      奏
招      詞 (ヨハネ3,16)
讃  美  歌 11
交  読  文 詩96編 (当教会交読文集 p.27)
旧約  聖書 ゼカリヤ書8,16-17 (p.291)
新約  聖書 エフェソの信徒への手紙4,25-32 (p.357)
祈      祷
説      教 「真実を語るということ」
祈      祷
讃  美  歌 357
献      金
主  の  祈 93-5
頌      栄 28
祝      祷
後      奏
     ………………………………………
報    告
			

報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)

教会学校

本日礼拝後

  • 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。木下由美子さんの指導で46番を練習。
  • 懇談会 讃美歌練習後〜13:00、会堂で。「後任牧師選考の考え方と経過」について詳しい報告があります。
  • 代々木上原教会9条の会 懇談会後〜14:00、引き続き会堂で。久野収『憲法読本』(1965年)から、「『安全』の論理と平和の論理」(あとがき)を読んできて懇談。

今週の集会

  • 祈り会 10月1日(水)10:30〜11:30会議室Aで。『詩編』第22編を学び、共に祈ります。

次週(10月5日)予告

  • 教会学校 9:00 お話 「子どもを祝福するイエス」(マルコ10,13-16)村上 進
  • 受洗準備の会 9:45〜 牧師室
  • 讃美歌練習
  • 10月定期役員会 讃美歌練習後〜15:00 法人責任役員会を兼ねて行われます。

 

報告

  • 村上牧師の牧師館滞在予定
    • 1日(水)〜2日(木)
    • 4日(土)〜5日(日)

 

牧師室から

 今日の説教では言及できませんでしたが、ボンヘッファーの「真実を語るとは何を意味するか」という論文について紹介しましょう。

 この中で彼は、「真実を語る」とは剥き出しの事実を暴露することではない、そういうのは「サタンの真理」だ、と言っています。「真実を語る」とは、「実際の状況を把握し、正しく認識して、それに相応しいことを語る」ことだ、と。そして彼は、次のような例を挙げています。

 一人の生徒が、クラス全員の前で教師から「君のお父さんはよくベロベロに酔っ払って帰宅するというが、本当かね?」と質問された。それは事実だったが、その子は、「いいえ、そんなことはありません」と答えた。つまり、この子は真実を語らず、嘘をついたわけだが、これは責められるべきことであろうか?

 ボンヘッファーの意見はこうです。――この子は、教師の質問によって、どう答えていいか分からないような情況の中にいきなり連れ込まれた。教師が家族の問題に不当にも首を突っ込み、しかも、それをクラス全員の前で暴露したのはフェアではないと感じてはいるものの、経験不足のため、とっさに何と答えていいか分からず、「いいえ」と言ってしまったのだ。

 この答えは、確かに事実とは違う。しかし、教師といえども家族内部の問題に無闇に首を突っ込むべきではないという「真理」を、この子は少年らしい仕方で表現したのだ、云々。

 似たようなケースは、私たちの周りにもあるのではないでしょうか。「真実を語る」とは、ただ「ぶちまける」というのとは違います。そこでは、私たちが他者との関係を本当に大切にしているかどうかが問われるのです(村上伸)。