受難節第5主日礼拝
2010年3月21日
受難節第5主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 鈴木伶子 前 奏 (黙祷) 招 詞 (ヨハネ12,24) 讃 美 歌 296 交 読 文 詩130編 (p.35) 旧約 聖書 イザヤ書53,1-12 (p.1149) 新約 聖書 ヘブライ人への手紙5,7-9 (p.406) 祈 祷 説 教 「涙を流しながら」 祈 祷 讃 美 歌 305 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 28 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
- 教会学校 9:00 お話 「互いに愛し合いなさい」(ヨハネ15:12) 村上 雅子
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、礼拝堂。黒髪紀子さんの指導で312番を練習。
- ガリラヤ会 讃美歌練習後〜13:00会議室A。総会を開きます。
- 壮年会 讃美歌練習後〜13:00 会議室B。矢嶋直武さんのお話「中国の大学は、今」を聞いて質疑懇談。
今週の集会
- 祈り会 3月24日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編92編を学び、共に祈ります。
- 家庭集会26日(金)14:00〜15:30 西田和子さん宅。村上牧師のお話を聞き、懇談。
次週(3月28日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「十字架」(ヨハネ18-19) 竹内 志摩子
- オリーブ会 9:45〜10:15 牧師室。牧師を囲んで質疑懇談。
- 受難節第6主日礼拝 10:30〜11:30 説教「イエス・キリストは主である」 (フィリピ2,5-11) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 懇談会
- 9条の会
報告
- 村上牧師の対外奉仕 22日(月)午後、「山梨9条の会」発足を記念する集会で講演のため甲府へ。
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 23日(火)午後〜24日(水)午後
- 27日(土)午後〜28日(日)午後
牧師室から
詩編91編は、「いと高き神のもとに身を寄せて隠れ、全能の神の陰に宿る人よ、主に申し上げよ『わたしの避けどころ、砦、わたしの神、依り頼む方』と」(1-2節)という信頼の表明で始まっています。この詩は、「46編と並んで、神への信頼を最も印象的な仕方で歌った詩の一つ」(A・ヴァイザー)でしょう。
しかも、その特色は母親の優しさを思わせる表現にある。「神は羽をもってあなたを覆い、翼の下にかばってくださる」(4節)は明らかに母鳥のイメージですし、11-12節の「主はあなたのために御使いに命じて、あなたの道のどこにおいても守らせてくださる。彼ら(=御使い)はあなたをその手にのせて運び、足が石に当たらないように守る」という言葉は、優しく子を抱いて災いから守る母親の腕を暗示しています。
聖書の神は、畏怖すべき「父」として受け取られることが多い。しかし、慕わしい「母」のイメージも少なくないのです。イザヤ書66章12-13節はその代表でしょう。「主はこう言われる。見よ、わたしは彼女に向けよう、平和を大河のように、国々の栄えを洪水の流れのように。あなたたちは乳房に養われ、抱いて運ばれ、膝の上であやされる。母がその子を慰めるように、わたしはあなたたちを慰める」。
E.モルトマン=ヴェンデル(女性神学者)は、この「母なる神」という見方が家父長制社会の中で次第に背後に退いて行ったと指摘していますが、そうだとすれば、今は改めてその意義を見直すべき時ではないでしょうか(村上伸)。