受難前第4主日
新型コロナウイルスの影響拡大が懸念されるため、引き続き今週の礼拝も中止といたします。
教会学校も(CS礼拝、分級とも)中止です。
以下は、予定されていた礼拝順序です。礼拝説教題をクリックして頂くと、礼拝説教全文をお読みいただけます。録音による説教もお聞きになれます。
受難節第4主日礼拝 午前10:30 司会・説教:中村吉基 奏楽:槙和彦 前 奏 (黙祷) 招 詞 マタイによる福音書16,24 讃 美 歌 303(丘の上の主の十字架) 交 読 詩編23編(讃美歌21巻末「交読詩編」p.25) 聖書朗読 サムエル記上16,1-13 (旧p.453) ヨハネ福音書9,1-12 (新p.184) 祈 祷 説 教 「今、ここに現れる神の業」 中村吉基 祈 祷 讃 美 歌 446(主が手をとって起こせば) 献 金 感謝祈祷:礼拝当番 主の祈り 93-5A 頌 栄 26(グロリア、グロリア、グロリア) 祝 祷 後 奏
- 教会学校はお休みです
今週の集会
- 祈り会 3月25日(水) 10:30-11:30 A会議室。担当:松原新吾
次週(2020年3月29日)に予定された礼拝次第
- 受難節第5主日
聖書:ゼカリヤ書8,18-23 ; マルコによる福音書14,22-25
「多くの人のため」 廣石望
奏楽:槙和彦 讃美歌303, 446, 26
今後の予定(教会内)
- 中村吉基牧師 主任担任教師就任 4月1日
- イースター 4月12日(日) 聖餐式執行
「イースターフェスタ」は中止です。
- 定期教会総会 4月26日(日)短時間で。
- 中村吉基牧師就任式 5月24日(日)礼拝後。司式:西南支区長 生原美典牧師
牧師室から
3月20日現在、世界保健機構(WHO)によると、新型コロナ・ウィルスの世界中の確認された感染者は約21万人、死者は約8,800人、感染が確認された国や地域は約170に上る。
この状況に直面し、私たちは東日本大震災のときと同様に、「神も仏もあるものか!」と思うかもしれない。しかも今度は、私だけは感染しないという保証はどこにもない。
それでも、キリスト教信仰をもつ者は「神も仏もあるものか」と言うべきでない。万人は神の前に生きる――それを否定する人々も含めて。仮に個々の信仰者が神の臨在を実感できなくても、神自身はその大いなる憐れみにより私たちに現臨する、とキリスト教信仰は告白する。「一羽の雀も、神なしには地に落ちない」(マタイ10,29)。
ならば私たちの信仰は、私個人の自己肯定から厳格に区別される。「人は信仰によって義とされる」とは根源的に神の行為であり、私の行為でない。〈人はあるがまま肯定されるべきだ〉と言われる。しかしキリスト教信仰から見て、人を肯定するのは根源的に神であり、人間でなく、ましてや私自身でない。
使徒パウロは、「死は勝利へと呑み込まれた/私たちの主イエス・キリストを介して、私たちに勝利を与える神に感謝あれ」と言う(1コリント15,55.57)。私たちは命を尊びたい。それでも神は、人の「死」の彼方で、私たちに勝利を与える。