NO IMAGE

「仕え合う者になるために」マタイ20:20-28 中村吉基

今日は、イエスが弟子たちに対して、出世欲を捨て「仕える者になりなさい」と教えた箇所である。ヤコブとヨハネが母親とともにイエスに自分たちの位を求める姿は、人間の欲望を象徴している。イエスはその欲望を否定し、偉くなりたい者は皆に仕える者となるべきだと強調している。また、イエスは自らが仕えるためにこの世に来たことを示し、権力をふるうのではなく、他者を支える姿勢が重要であると教えている。仕えることは相手に耳を傾け、利害を考えずに尽くすことであり、この精神は日常生活や教会において実践すべきものである。

NO IMAGE

「イエスに聴き従う」マタイ17:1-13 中村吉基

福音書におけるイエスの変容の出来事は、私たちがどのように生きるべきかを教えている。イエスは神の栄光を顕わし、弟子たちに自分を示すことで、神の意志に従う重要性を示した。ペトロが提案したように、現実から離れ、快適な場所に留まりたくなる気持ちがあっても、神は私たちを現実の中で生きるように呼びかけている。苦しみや試練を乗り越える先に永遠の命が待っており、イエスに従い続けることが人生の道を示してくれる。変容の出来事は、私たちが苦難を乗り越えた先に、神の栄光と祝福があることを示唆しており、その道を進むことが私たちに与えられた使命である。

NO IMAGE

「教会に鍵をかけてしまわないために」マタイ16:13-20 中村吉基

礼拝や祈り、賛美歌は信仰告白であり、私たちは神に対して「応答」することが求められている。主イエスが弟子たちに自分についてどう思うか尋ねたように、信仰の告白は他人の言葉に依存せず、個々人が自分の言葉で行うべきである。ペトロが「あなたはメシア、生ける神の子です」と告白し、イエスがペトロに教会を建てる使命を与えたという箇所にも見えるとおり、イエスは誠実に神の呼びかけに応じた者に使命を与える。、「みんな神さまの家族」という賛美歌やブラザーロシェが示すように、開かれた教会を作り上げるために協力し祈ることが大切である。

NO IMAGE

受難節第3主日礼拝 2025/03/23

本日の礼拝 旧約聖書:ヨブ記1:1-12 新約聖書:マタイによる福音書16:13-20 説教:「教会に鍵をかけてしまわないために」中村吉基 本日の集会 教会学校:9:00(ティーンズ科第2・第4主日9:...