Shimako F一覧

NO IMAGE

「助け合い、支え合う」使徒4:32-37 中村吉基

教会以前の「信じたい人々の群れ」の頃、彼らが信じていたのは死者の中から復活させられたイエスである。彼らはすべてを共有していた。持っている人が偉いのではなく、持たない者こそが祝福という逆説的な福音の価値観で「貧しい者は1人もいない」という喜びに満ち溢れていた。彼らは祈りによって心を1つにし、共同体を形作り、使徒たちは「大いなる力」で主イエスの復活を証しした。所有は悪い事ではないがいかに用いるかが大切である。この最初の教会に倣い、「助け合い、支え合う」共同体でありたい。

NO IMAGE

「何をしてほしいのか」マルコ10:46-52 中村吉基

人から止められるほど大声でイエスに助けを求めた盲人バルティマイの箇所である。この時代、盲人は差別されていた。バルティマイは「目が見えるようになりたい」と願い、イエスは「あなたの信仰があなたを救った」と癒しをお与えになり、バルティマイはイエスに従うものとなった。ここから学ぶことは、自分の気持ちをストレートに神に告白することの大切さ、祈ることは神との対話であり、自分の叫びを神に受けとめていただく行為である。祈るときに神を説きふせるのではなく、神の御心に合わせていく。美しい言葉を並べるのではなく、自分をさらけだし助けを求めるものに、イエスは言われる「何をしてほしいのか」と。

NO IMAGE

インターナショナルサンデー2025

山本光一牧師の礼拝と講演会 代々木上原教会では、毎年この時期にインターナショナルサンデー礼拝として、外国人の人権のために祈る礼拝をささげています。今年は、パレスチナ・ガザ地区にあるキリスト教の病院「アハリー・アラブ病院を支え...

NO IMAGE

「共に喜ぶ」フィリピ2:12-18 中村吉基

今日の箇所はパウロが信仰の道を歩み始めて間もないフィリピの教会の人へあてた手紙である。ここには、パウロと教会の間に深い信仰的な結びつきが分かる。信仰の道での大切なことはキリストに「聞き従うこと」単にきくだけではなく心にとめ行動につなげていくことが大切、またそしてキリストに敬意と畏敬をもって歩むように、私たち一人ひとりの“内に”働いてくださる神を信じ不平を言わず行うこと、キリストを信じる者は夜空の輝く星のように光を放つ存在たれと書く。信仰とは喜びに満ちた命の道である。私たちの内にある神を信じ星のように輝く歩みをし、「あなたがたも喜びなさい。わたしと一緒に喜びなさい」という招きにこたえていこう