Shimako F一覧

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「光である神」ヨハネI1:5-10 廣石 望

本日の礼拝は教会創立28周年、世界聖餐日、世界宣教の日の三つを同時に記念している。私たちの教派はプロテスタント教会のひとつとして世界の諸教会と交流関係にある。そのエキュメニカルな統合性の象徴として、他教派の人々と同じ日曜日に聖餐式を祝う。そして代々木上原教会はそれ自体が教会合同によって成立した共同体なのである。 神は光であり闇はない。私たちは罪を否定せず、告白し、赦しを受けてこそ光の中を歩む。互いに愛し合うとき、神との真の交わりが実現する。昨年、南インドとドイツで多様な教会や神学生たちと出会い、信仰のあり方と教会の歴史を見つめ直した。光である神が私たちを結び、罪の告白と赦しの中で真の交わりが与えられるだろう。

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「人を分け隔てしない神」ヤコブ2:1-13中村吉基

今日の箇所でヤコブは教会内で貧富の差で人を分け隔てすることをたとえにあげている。当時はよくあったのだろう。しかし現代でもそれはある。人をえこひいきすること(差別)は神の御心に反する。神が愛され、選ばれるのは貧しい人達である。ほかの誰かを憐れむことができない人は、自分自身も神に憐れまれることはない。自分本位ではなく、「相手本位」だったイエスさまの姿に倣い教会を形成していこう

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「固く結び合いなさい」コリント1I:10-17中村吉基

分裂していたコリント教会にむけて書いたパウロの書簡が今日の箇所である。人は教えを受けたものを尊重してしまうが、信仰は指導者に対してあるべきではない。パウロは自分の働きは洗礼の数ではなく福音を伝える事、十字架の復活と恵みが教会の中心なのだと書く。現代でもこのような派閥や対立が生まれがちであるが、意見や立場の違いを超えて互いに支え合い、十字架のもとで一致する群れである必要がある。そしてその一致は我々の努力ではなく神の賜物である。