受難節第1主日礼拝 2023/02/26

教会からのお願い

新型コロナウイルス対策の一環として、礼拝をライブでも配信しております。
ライブ配信を通じて礼拝に参加される方は、以下のリンクからZoomでご参加ください。

会堂にて礼拝に参加される皆さまには、入室時の検温、手指の消毒、マスク着用などにご協力いただきますようお願いいたします。
教会としても、会堂の換気など、感染対策を十分に行いつつ、礼拝を守ってまいります。

本日の礼拝

旧約聖書:マラキ書 3:19-24
新約聖書:マタイによる福音書 10:5-15 
説教:「世直しへ召された者の心構えと佇まい」陶山義雄牧師

本日の集会

  • 教会学校:9:00(ティーンズ科第2・第4主日9:50)
    • 「せいさんをせいていする」(マルコ14:22-26)内山伸子

報告・お知らせ

本日は陶山義雄先生に礼拝のご奉仕をしていただきました。まことにありがとうございました。

次週予告

  • 3月5日 受難節第2主日礼拝(聖餐)
    • 聖書:イザヤ書35:1-10、マタイによる福音書12:22-32
    • 交読:詩130
    • 説教:「神の国はあなたたちのところに」中村吉基牧師 
    • 讃美歌:306、513、81、88 
    • 奏楽:ヒムプレーヤー
    • 礼拝当番:マッギーゆかり
  • 教会学校:9:00(ティーンズ科第2・第4主日9:50)
    • 「ゲツセマネでいのる」(マルコ14:32-42)齊藤和夫
  • 定例役員会(会議室AとZoom):13:00〜15:00

牧師室から

「極貧者と清貧者の出で立ち」
敗戦後3ヶ月過ぎた初冬に、疎開先から上野駅に降りた時、私が見た戦争孤児たちの姿は、シャツ1枚とパンツ、裸足であった。清貧の域を超え、生命の危険に晒されながら生きていた。これほどの貧しい姿を見るのは初めてだった。それは本日のテキストでマタイ記者が描く弟子たちの姿に今も重なって見える。
清貧と托鉢の宗団は歴史の変革期に現れている。イエスの集団もそうであったに違いない。托鉢をラテン語では mendicantes と言うが、それは「修繕する、世直しをする」を意味している。紀元12,13世紀の病める社会で、最も苦しんでいたのは貧者であった。改革者は彼らの側に立ち、貧者の生活に身を置きながら、世直しの実践と教会改革に励んでいる。南仏のP.ヴァルド―、アッシジのフランチェスコ、スペインのドミニクスらの托鉢修道会から、英、独の宗教改革へと進んで行く。                                        

(陶山義雄) 

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