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受難節第2主日(信徒による証し礼拝)

受難節第2主日(信徒による証し礼拝)

受難節第2主日   午前10:30
(信徒による証し礼拝)
    司会:陶山義雄
    証し:齊藤和夫
    奏楽:鈴木伶子

前    奏  (黙祷)
招    詞  ヨハネによる福音書 3,16
讃 美 歌  300(十字架のもとに)
交    読  詩編10編(讃美歌21巻末 「交読詩編」p.12)
聖書朗読  イザヤ書 38,19 (旧p.1122)
      マタイによる福音書19,14 (新p.37)
祈    祷
証    し  「問い続ける風―このようなものたちとは?」 齊藤 和夫
祈    祷
讃 美 歌  57(ガリラヤの風かおる丘で)
献    金  感謝祈祷:礼拝当番
主の祈り  93-5A
頌    栄  25(父・子・聖霊に)
祝    祷  陶山牧師
後    奏  
			

  • オリーブ会 CS分級時、A会議室 担当:土田 潤子

 

本日の集会

  • ガリラヤ会 総会。礼拝後、A会議室
  • 壮年会  礼拝後、B会議室で懇談

 

今週の集会

  • 祈り会 3月13日(水) 10:30-11:30 A会議室。
    村上伸牧師の「使徒信条」講解説教の録音を聞き、共に祈ります。(10)「聖なる公同の教会」 担当: 秋田春江 内山伸子

 

次週礼拝等(2018年3月24日)予告

  • 聖歌隊練習 礼拝後11:45-12:45 会堂

 

集会予定等

 

【牧師室から】

 「8年経ったというだけ。何も変わらない」――今月11日、宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区に、かつての自宅跡地を訪れた男性(50歳代)が発した言葉である。津波で家族を失っておられる。

 先日陶山牧師が、末期癌患者のケアにもとづくキュブラー=ロスの段階モデルを紹介された。それは、大切な人を失った人々の回復プロセスの理解にも適用されている。他方で、臨床心理士たちが提案した「タスクに基づくモデル」によれば、喪失がもたらす悲嘆はいくつかの典型的なタスクに関わる。(1)喪失の事実を受け入れる、(2)悲嘆の痛みを経験する、(3)愛する人が不在の世界に順応する、(4)失われた人とのつながりをどうにかして見つける等であり、そこに時間的な順番はない。

 イエスの非業の死も、生前の弟子たちに大きな喪失をもたらしたであろう。復活信仰の成立はとりわけ上記の(4)に関わり、イエスを見棄てた弟子たちの罪責感の克服が「赦し」として与えられたとされることが多い。

 「裏切り者」とされるイスカリオテのユダにも、――イエスが復活する前に変死を遂げたとするマタイやルカの福音書とは異なり――マルコ福音書によれば、復活のイエスに出会った可能性が残る。それでも、ユダに復活信仰は生じなかったようだ。つまり、失われたイエスとのつながりをとり戻すことはできなかった。私たちはどうか?   (廣石望)