受難節第3主日
受難節第3主日 午前10:30 司会:廣石 望 説教:田中 健三 奏楽:槙 和彦 前 奏 (黙祷) 招 詞 イザヤ書55,6-7 讃 美 歌 412(昔 主イエスの) 交 読 詩編28編(讃美歌21巻末 「交読詩編」p.29) 聖書朗読 イザヤ書 11,1-5 (旧p.1078) ローマの信徒への手紙15, 8-12 (新p.295) 祈 祷 説 教 「待望の王」 田中健三先生 祈 祷 讃 美 歌 303(丘の上の主の十字架) 献 金 感謝祈祷:礼拝当番 主の祈り 93-5A 頌 栄 29(天のみ民も) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「ピラトから尋問される」(ヨハネ福音書18,28-38) 廣石 望
- オリーブ会 CS分級時、A会議室 担当:廣石 望
本日の集会
- 聖歌隊練習 礼拝後11:45-12:45 会堂
- 臨時役員会 礼拝後〜13:00、A会議室
今週の集会
- 祈り会 3月27日(水) 10:30-11:30 A会議室。
村上伸牧師の「使徒信条」講解説教の録音を聞き、共に祈ります。(12)「罪の赦し」 担当: 松原新吾
次週礼拝等(2018年3月31日)予告
- 受難節第4主日
聖書:ヨブ記3,1-19;ヨハネによる福音書 12,20-26
説教:「葬りの日のために」廣石 望 奏楽:原田由加
讃美歌:296, 297, 25
- 教会学校 9:00「判決を受ける」(ヨハネ福音書19,1-16) 鈴木伶子
- 「礼拝奏楽者の会」 礼拝後〜13時頃まで
集会予定等
- 「ジャズ演奏会」 3月31日(日)14時〜 代々木上原教会。 岡淳(まこと)(サックス)、モロオカヒロヤ(オルガン)、正清 泉(ドラムス)
※ チラシがあります。 地域の方々、お知り合いをお誘いください。
【牧師室から】
第二次世界大戦が始まる直前のイギリスに、ドイツのユダヤ人児童を救出した「キンダートランスポート」と呼ばれる活動がある。イギリス人が里親になることで、約1万人を救出した。
当時、この活動の枠外にあったチェコスロバキアから、個人ヴォランティアによって669人の子どもをイギリスに移住させたのが、ニコラス・ウィントン(1909-2015年)だ。スイスにスキー休暇に行くつもりだったが、友人の呼びかけで予定を変更してプラハに向かい、当地からイギリス人の里親を募集した。50年後の1988年、彼の妻が屋根裏部屋に、子どもたちの写真を含む大量のスクラップブックを発見するまで、この「イギリスのシンドラー」が誰であるかは世界に知られていなかった。
彼の両親はドイツ系ユダヤ人で、イギリスに移住したさいに洗礼を受け、キリスト教に改宗している。それゆえイスラエルでは、ニコラスは民族同胞と見なされ、「正義の異邦人」には数えられていない。
79歳のときのインタヴューで、「自分の生命の危険を冒したわけでもなく、正しいと思ったことをしただけ。不可能でない限り何かやれる方法はある」と述べたそうだ。それ自体としては非宗教的なこの発言は、パウロが「生まれつき律法をもたない異邦人が律法の事々を行うなら、この者たちは、律法をもたないままに、自分自身にとって律法である」 (ローマ2,14)と言うのに通じると思う。(廣石望)