三位一体後第3主日礼拝
2009年6月28日
三位一体後第3主日礼拝 10:30 司会・説教 村上 伸 奏 楽 中村今日子 前 奏 招 詞 (詩編124,8) 讃 美 歌 2 交 読 文 詩編第57編 (p.18) 旧約 聖書 エゼキエル書34,11-16 (p.1352) 新約 聖書 ルカ福音書15,1-7 (p.138) 祈 祷 説 教 「大きな喜びが天に」 祈 祷 讃 美 歌 351 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 28 祝 祷 後 奏
報 告 (ご高齢の方、お疲れの方は、讃美歌を歌う際、着席のままで結構です)
教会学校
- 教会学校 9:00 お話 「家と土台」(ルカ6,46-49) 南山 宏之
本日礼拝後
- 讃美歌練習 礼拝後約10分、会堂で。354番を木下由美子さんの指導で練習。
- 懇談会 讃美歌練習後〜13:00 会議室A。アジア学院研修生ソー・シェキナさん(ミャンマー)を囲んで懇談します。
- 9条の会 13:00〜14:00会堂で。主題:「戦争責任告白が生まれた背景」(2回目)。村上牧師の発題と質疑懇談。
- 「難キ連」チャリティーコンサート 14:00から、表参道の「東京ユニオンチャーチ」で。招待券ご希望の方は、村上牧師まで。
今週の集会
- 祈り会 7月1日(水)10:30〜11:30 会議室A。詩編60編の学びと祈り。
次週(7月5日)予告
- 教会学校 9:00 お話 「罪深い女」(ルカ7,36-50) 内山 伸子
- 三位一体後第3主日礼拝 10:30 説教「人を裁くな」(ルカ6,37-42) 村上牧師
- 讃美歌練習
- 7月定期役員会
- 「難キ連」チャリティーコンサート 14:00から、表参道の「東京ユニオンチャーチ」で。招待券ご希望の方は、村上牧師まで。
報告
- 村上牧師の牧師館滞在予定
- 7月1日(水)午前〜2日(木)午後
- 4日(土)午後〜5日(日)午後
牧師室から
「御覧ください、主よ、力ある者がわたしの命をねらって待ち伏せし、争いを仕掛けて来ます。罪もなく過ちもなく、悪事をはたらいたこともないわたしを打ち破ろうとして身構えています」(詩編59編4-5節)。
この詩人は、「罪もなく過ちもなく、悪事をはたらいたこともない」と自らの無実を訴えます。それなのに、敵は自分の「命をねらって待ち伏せ」ている。「悪を行う者」・「流血の罪を犯す者」(3節)である敵は、「夕べになると戻ってきて、犬のようにほえ、町を巡り」(7節)ながら待ち伏せる。このような理不尽な苦しみは私たちの人生にもよくありますが、詩人も同じような経験をしたものとみえます。
この「敵」は呪術を使って詩人を呪ったのかもしれませんが、いずれにせよ、その言葉は悪意に満ち、致命的な鋭さで突き刺さる。「彼らの口は剣を吐く」(8節)とある通りです。それ故に詩人は、「その言葉を誰が聞くに堪えるでしょう」と嘆いたのです。
ただ、その後で、彼は気を取り直して、「しかし主よ、あなたは彼らを…嘲笑っておられる」(9節)と言います。主なる神を見上げたとき、事態はそれ程深刻ではないことに気づいたのでしょう。神は、「わたしの力」(10節)・「わたしの砦の塔」であり、「わたしに慈しみ深く、先立って進まれる」(11節)方なのですから。
自分の目に事態が最悪のように見える正にそのとき、「しかし」と言って神に目を向ける。このような<視線の転換>こそ、聖書の信仰の本質でしょう。そして、神に目を向けた詩人は、同時に、神もまた自分に目を留めて下さるように祈る。「目覚めて私に向かい、御覧ください」。この<視線の交流>が重要なのです(村上伸)。