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三位一体後第18主日礼拝

三位一体後第18主日礼拝

三位一体後第18主日礼拝    午前10:30
                司会・説教:廣石 望
                奏楽:鈴木伶子

前    奏  (黙祷)
招    詞  ヨハネ 一 4,21
讃 美 歌  346(来たれ、聖霊よ)
交    読  詩編5 (讃美歌21 巻末「交読詩編」p.7)
旧約聖書  エゼキエル2,1-3,3 (旧p.1297)
新約聖書  コリント一 1,1-3 (新p.299)
祈    祷
説    教  「巻物を食べる」
祈    祷
讃 美 歌  157(いざ語れ、主の民よ)
献    金  
主の祈り  93-5A
頌    栄  27(父・子・聖霊の)
祝    祷
後    奏
			

  • 教会学校 9:00「主イェスの道」(ヨハネ8,12) 秋葉正二
  • オリーブ会 (CSの分級の時間)A会議室

 

本日の集会

  • 「望みの門 ミニバザー」 ガリラヤ会主催、礼拝後。
  • 「臨時役員会」 12:30よりA会議室

 

今週の集会

  • 祈り会 10月18日(水)10:30-11:30 A会議室
  • 「教会サロン〜Jazz・オルガンを教会から社会へ出した男、ジミー・スミス」 10月19日(木) 19:00-20:30

 

次週礼拝等(2017年10月22日)予告

  • 教会学校 9:00「み言葉を行う人に」(ヤコブ1,22) 松原新吾
  • 「特別伝道集会」〈聖書講談と福音落語〉14:00-15:30 神田ナザレ・古今亭志ん軽

 

集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)

(教会内)

  • 「宗教改革記念音楽礼拝」 10月29日(日) 出演:ヴォーカルアンサンブル Sole-ソール-(アカペラ)
  • 「全体懇談会」 10月29日(日) 12:00-13:00 会堂

(教会外)

  • 「からふるカフェ」 お話:安富祖樹里さん、日系ブラジル人(主催:マイノリティー宣教センター、外キ協) 10月26日(木) 18:30-20:00 日本キリスト教会館52号室

 

お知らせ

  • 役員会(2017.10.1)報告 (抄録)
    1. 「第2回全体懇談会」は前回3テーマのうち、「18年以降の牧師について」を中心とする。なお、懇談会の進行方法について10/15に臨時役員会を開催する。
    2. 12月までの活動計画の内容確認・補足
      創立20周年記念礼拝・同茶話会、特別伝道集会、宗教改革記念音楽礼拝、召天者記念礼拝など。
    3. 二階雨漏り修理の件対応
  • 牧師面会日 火曜10:00-16:00、水曜13:00-16:00、土曜10:00-16:00

 

牧師室から

 2011年の東日本大震災から6年半が過ぎた。 あの時の衝撃の記憶が風化してきているような気がする。とりわけ原発事故の教訓は劣化してきているのではないだろうか。安倍政権はかつて「東日本大震災の復興は内閣の最優先課題」と言った。復興と言えば聞こえはいいが、その内容は福島原発の周辺にもいずれ人が住めるという強調と除染、賠償金の上積みである。しかし多くの専門家によれば廃炉の見通しはたっていないし、今だに50?離れた場所でも深刻な汚染が見つかっている。汚染水がどれくらい海に放出されたかも正確には分からない。安倍首相はオリンピック招致の演説で福島原発事故を「完全にコントロールされている」と言い切ったが、世界は納得したのだろうか。
 復興そのものに反対する人はいないだろうが、問題は事故が忘れられていくなかで国のエネルギー政策がどんどん進められていく構図である。反対の声を無視するように川内などではすでに再稼働が始まっているし、なんと今月に入ると原子力規制委員会が東京電力柏崎刈羽原発6,7号機の再稼働の前提となる安全審査で事実上の合格証となる「審査書案」をまとめた。東京電力は福島第1原発事故を起こした当事者であるし、柏崎刈羽原発は福島第1と同型炉である。このまま進めば年内にも審査合格が正式に決定し、工事計画なども認可されていくだろう。今のところ新潟県知事が再稼働に慎重な姿勢を見せていると報じられているが、地元の同意が出れば一気に再稼働に向かうはずだ。
 私は福島事故が起こった時、ドイツのキリスト教会(カトリックもプロテスタントも)が原発推進に対して神学的な根拠を示しながら反対声明を出したことを思い出している。それを受けとめるようにメルケル首相が原発路線からの撤退を表明した。彼女は物理学者であったから理論的な原発容認論者であったが、その危険性をすぐに自覚した、まことに見事な転向であった。日本の原発は冷却の必要からすべて海沿いに建設される。地震国日本にとって津波は避けられない自然災害だろう。津波の高さを8.3mに設定し、耐震補強や防潮堤の対策を講じたことが本当に安全なのだろうか。私は誰も安全だと断言はできないと思う。現代人は、神がNO!と言われる世界に踏み込んでしまったが、今ならまだパンドラの箱の蓋を閉められると思うがどうであろうか。私たちキリスト者には聖書に基づいて、神学的な意見を表明する責任がある。     秋葉正二