三位一体後第17主日礼拝
三位一体後第17主日礼拝 午前10:30 (創立20周年記念礼拝) 司会・説教:廣石 望 奏楽:森 友紀 前 奏 (黙祷) 招 詞 ローマ12,1 讃 美 歌 7(ほめたたえよ、力強き主を) 交 読 詩編28 (「交読詩編」p.29) 旧約聖書 イザヤ32,15-20 (旧p.1112) 新約聖書 ローマ14,13-23 (新p.294) 祈 祷 説 教 「互いを受容する信仰」 祈 祷 讃 美 歌 458(信仰こそ旅路を) 献 金 主の祈り 93-5A 頌 栄 25(父・子・聖霊に) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「愛し合いなさい」(ヨハネ15,12) 内山伸子
- オリーブ会 (CSの分級の時間)A会議室
本日の集会
- 「20周年記念茶話会」 礼拝後、会堂。お話:〈20年を振り返って〉陶山義雄
今週の集会
- 祈り会 10月4日(水)10:30-11:30 A会議室
次週礼拝等(2017年10月15日)予告
- 三位一体後第18主日礼拝
聖書:エゼキエル2,1-3,3; コリント一 1,1-3
説教:「巻物を食べる」
司会・説教:秋葉正二
奏楽:鈴木伶子
讃美歌:346, 157, 27
- 教会学校 9:00「主イェスの道」(ヨハネ8,12) 秋葉正二
- 「望みの門 ミニバザー」 ガリラヤ会主催、礼拝後。
- 「臨時役員会」 12:30よりA会議室
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 「教会サロン〜Jazz・オルガンを教会から社会へ出した男、ジミー・スミス」 10月19日(木) 19:00-20:30
- 「特別伝道集会」〈聖書講談と福音落語〉 10月22日(日)14:00-15:30 神田ナザレ・古今亭志ん軽
受付のチラシをお近くの方へお配りください
- 「宗教改革記念音楽礼拝」 10月29日(日) ヴォーカルアンサンブル Sole-ソール-
- 「全体懇談会」 10月29日(日) 12:00-13:00 会堂
(教会外)
- 「日本における多文化共生の可能性」話:ジョージ・ギッシュ 10月12(木)19:00〜富坂キリスト教センター
- 「闇を切り裂く光〜グローバル時代」 10月14日(土) 14:00-16:30 カトリック麹町聖イグナチオ教会
- 「からふるカフェ」 お話:安富祖樹里さん、日系ブラジル人(主催:マイノリティー宣教センター、外キ協) 10月26日(木) 18:30-20:00 日本キリスト教会館52号室
お知らせ
- 牧師面会日 火曜10:00-16:00、水曜13:00-16:00、土曜10:00-16:00
牧師室から
私たちの教会はこの地に根をおろしてから今年で20年が経ちました。何時を創立記念日にするのか、まだ正式には発表されていないように思います。創立記念日を教会建築の起工式に定めれば1996年10月8日になります。また、献堂式にすれば翌年の7月13日、更に、「みくに伝道所」と「上原教会」との合併が日本基督教団によって承認され、名称を代々木上原教会とすることが認可された日を記念日にすれば、1997年7月25日です。しかし、私見では、この認可に基づいて「代々木上原教会設立式」と同時に「村上伸牧師就任式」がこの会堂で執り行われた1997年10月5日を記念日とするのが相応しいように思います。奇しくもこの時は元上原教会の会堂と牧師館が建てられて60周年にあたりますし、上原の地で伝道を始めて私たちの働きを加算すると85年を迎えています。
およそ20年前を顧みれば合併に至るまでの二つの教会は、この世的な尺度で見れば、それぞれに弱さを抱えていたように思います。どちらの教会も分裂によって弱くされていたからです。みくに伝道所では、これを「弱さ」と看做しておられたかどうかは分かりませんが、少なくとも上原教会は『指』と云う月刊誌を軸にして赤岩栄先生を継承する仲間と、教会という交わりを継承する仲間が都道拡張のために強制移転を強いられた時点で分裂を余儀なくされ、合併に向かったグループが新しく教会形成を歩み出した時でした。折しも、主任教師の役割を負っていた筆者が腎臓ガンを告知され、教会は窮地に追い込まれていたのです。信仰者にとって「弱さ」は主の恵みによって強くされることをパウロが述べておりますが、代々木上原教会の誕生は正にそのことを実証しています:「わたし(主)の恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」(コリント二 12章9節)。また、使徒言行録の中でパウロがアテネで語った説教の一節に「我らは神の中に生き、動き、存在する」(17章28節)とある通り、私達の「弱さ」も御手のうちにある(と信ずる)からこそ、最も相応しい時に教会合同を許され、恵みを増し加えられて今日、この時を迎えているのです。
この教会が現在かかえている「弱さ」は、高齢化の問題です。それは日本全体がかかえている「弱さ」でもあります。私たちは持てる力と働きを捧げ合い、行く先は主に委ねて、私たちの「時」を「神の時」として祝福に与れるよう、希望をもって更に勤めて行こうではありませんか。 (陶山義雄)