顕現後第3主日礼拝
顕現後第3主日礼拝 午前10:30 司会・説教:秋葉正二 奏楽:槙 和彦 前 奏 (黙祷) 招 詞 ルカ13,29 讃 美 歌 280(馬槽のなかに) 交 読 詩編3(讃,巻末p.6) 旧約聖書 イザヤ書2,2-5 (旧p.1063) 新約聖書 マタイ福音書8,5-13 (新p.234) 祈 祷 説 教 「百人隊長の懇願」 祈 祷 讃 美 歌 560(主イェスにおいては) 献 金 主の祈り 93-5A 頌 栄 27(父・子・聖霊の) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「タラントンの話」(マタイによる福音書 25,21) 原田由加
- オリーブ会(CS分級時) A会議室
本日の集会
- 9条の会 礼拝後、11:50-12:50 A会議室。発題〈憲法70年〉秋葉正二
今週の集会
- 祈り会 1月25日(水) 10:30-11:30 A会議室
次週礼拝等(2017年1月15日)予告
- 顕現後第2主日礼拝
聖書:創世記1,9-12・24-25,黙示録22,1-2
説教:「神はこれを見て、良しとされた」
司会・説教:秋葉正二
奏楽:鈴木伶子
讃美歌:330, 579, 28
- 教会学校 9:00「光の子としてあゆもう」(エフェソ5,8) 秋葉正二
- 「懇談会」 礼拝後、テーマ〈伝道・ケア〉
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 「定期役員会」 2月5日(日)12:15-14:30
- 「聖歌隊練習」 2月12日(日)11:50-12:50
(教会外)
- 講演「憲法の危機!立憲主義の危機!いのちの危機!」 講演:高田健 主催:日本カトリック正義と平和協議会 1月25日(水)18:30-20:30 ニコラバレ修道院105号室(JR四ツ谷駅下車1分)
- 「外キ協全国協議会・全国集会」 カトリック梅田教会・大阪KCC会館1月26-28日(木-土)
牧師室から
世界には多くのキリスト教がある。ベルリンで活動する娘からよく聞くのはアルメニア正教会の話である。ベルリンは国際都市の伝統のせいか、宗教も多様に存在し、キリスト教会も色とりどり。中心に位置するドイツ教会はエキュメニカル路線なので、イースターなどには、ベルリンでは毎年種々様々なキリスト教が集まって大規模集会が催される。そこにアルメニア正教会の司祭さんたちもやってきて、集まった人たちと親しく交わるのだそうだ。教義的に言えば、非カルケドン信条派の一つだが、そんなことを持ち出す人はいないらしい。日本人の多くはキリスト者でもアルメニア正教会やコプト教会のことは知らないだろう。コプト教会といえば、昨年暮れに自爆テロで多くの信徒が死傷した。コプト信徒はエジプトでは人口の1割程の少数派だそうだが、コプト教会を狙った爆破事件だった。ISが犯行声明を出している。世界のキリスト教会の中には危険にさらされている所があるのだ。平和な日本の教会にはそうした現実はなかなか見えてこない。エジプトは数年前に政変で大統領が変わり、前大統領が「ムスリム同胞団」の出身であったため、現政権はイスラム主義者に厳しい締め付けを行なっている。ISはコプト教会を現政権支持者として見なし、十字軍の仲間として攻撃する。しかしそうしたことはイスラム過激派に言えることで、一般のイスラム教徒とキリスト教徒は融和路線を選択していると聞いて少し安心した。テロから脱却するには、経済危機の克服に加えて宗教政策の寛容さも必要だろう。困難に直面している世界のキリスト教会を覚えて祈りたいと思う。 秋葉正二