三位一体後第21主日礼拝
三位一体後第21主日礼拝 午前10:30 司会・説教:秋葉正二 奏楽:小野千恵子 前 奏 (黙祷) 招 詞 ローマ12,21 讃 美 歌 208(主なる神よ、夜は去りぬ) 交 読 詩編40,6-14(讃美歌21 巻末「交読詩編」44) 旧約聖書 民数記27,15-23 (旧p.262) 新約聖書 使徒言行録8,5-8、14-17 (新p.227) 祈 祷 司会者 説 教 「エルサレムからサマリアへ」 祈 祷 讃 美 歌 91(神の恵みゆたかに受け) 献 金 感謝祈祷:礼拝当番 主の祈り 93-5A 頌 栄 28(み栄えあれや) 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00「イェスは世の光」(ヨハネ福音書 8,12-20) 松原新吾
- オリーブ会 CS分級時、A会議室
本日の集会
- 特別伝道集会《ラテン音楽演奏会“故郷を奪われた人々と音楽”〜キューバのリズムを中心に》 10月21日(日)開場13:30 開演14:00 特別出演・パーカッション:納見義徳(東京キューバンボーイズ) ピアノとメッセージ:槙 和彦 他。無料。
今週の集会
- 祈り会 10月24日(水) は休会。「日本基督教団総会」で牧師不在のため。
次週礼拝等(2018年10月28日)予告
- 三位一体後第22主日―宗教改革記念音楽礼拝
聖書:エレミヤ書 31,10-14;マルコ福音書13,1-13
説教:「終末のしるし」
司会・説教:秋葉正二
奏楽:鈴木伶子
讃美歌:5, 377, 562, 29
- 教会学校 9:00「イェスはよい羊飼い」(ヨハネ福音書 10,7-18) 秋葉正二
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 「教会サロン」 10月31日(水)19:00〜〈おとなが読みたいおとなのための童話〉 A会議室 コーヒー代百円
- 「定期役員会」 11月4日(日)12:15-14:30 A会議室
- 「召天者記念礼拝・茶話会」 11月11日(日)ご遺族の方は召天者のお写真をお持ちください。A5程度のサイズが最適です。
(教会外)
- 「日本基督教団総会」 10月23-25日(金) 於:ホテル・メトロポリタン(池袋)
- 「北村慈郎牧師の処分撤回を求め、ひらかれた合同教会をつくる会・全国集会」 10月24日(水) 21:00-23:00 東京セミナー学院大教室。挨拶:関田寛雄 講演:R.ウィットマー農伝校長
- 「止めよう!改憲発議」11月3日(土)14:00〜15:30 国会正門前
お知らせ
- 今週の牧師面会日 土曜日13:00-16:00
牧師室から
このところバチカン(ローマ教皇庁)と中国政府の接近が繰り返し報道されている。中国のカトリック信徒は約1200万人と言われているが(日本基督教団は17万人)、教会は政府指導を受け入れる政府公認教会とバチカンに忠誠を誓う「地下教会」に分裂している。根底には“信教の自由”の問題が絡む。一党支配下の中国では宗教や少数民族への弾圧は厳しい。バチカンと中国の間には「司教任命権」をめぐる対立が戦後ずっと続いてきたが、今回の司教会議にはバチカンが中国政府が認めている司教を「暫定合意」して参加を認めた。双方の思惑がこれからどのように展開していくのか気になる。この問題はプロテスタント教会にとっても他人事ではない。中国では、非公認のプロテスタント教会の閉鎖や破壊(十字架の強制撤去や建物破壊など)が度々起こっているからだ。プロテスタント教会は戦後だけで100万人から5千万人に急増している現状をお隣りの私たちの教会はどう受けとめるのか、対応が求められていると思う。またバチカンはヨーロッパで台湾と国交を持つ唯一の国でもある。今回の「暫定合意」に台湾の信徒たちは動揺しているだろう。中台関係は大きな政治問題であり、成り行きによっては大きな国際紛争にもなり得る。バチカンはアジア宣教を考える上で中国という大国を無視するわけにはいかない。俗な言い方をすれば、中国は伝道上の大きな市場である。私たちには当面教派を超えて中国の信徒たちの人権が侵されないように祈ることしかできないが、バチカンが下手に国交正常化を図れば、「地下教会」への弾圧はかえって増すかもしれないのだ。「信教の自由」が保障されるのか見通せない状況下では、バチカンも大きく踏み出すことはできないだろう。私には上海の「地下教会」で信仰生活を送る親しい夫婦の友人がいるが、彼らの安全のために祈っている。中国と国際社会の関係は宗教面でも課題山積である。 秋葉正二