受難節前第2主日礼拝
受難節前第2主日礼拝 午前10:30 (地球環境の問題を祈り、考える礼拝) 司会・説教:秋葉正二 奏 楽:原田由加 前 奏 (黙祷) 招 詞 ヘブライ3,15 讃 美 歌 289(みどりもふかき) 朗 読 (別紙朗読文参照) 旧約聖書 イザヤ書6,9-10 (旧p.1070) 新約聖書 ルカによる福音書8,4-8 (新p.118) 祈 祷 説 教 「‘種を蒔く人’のたとえ」 祈 祷 讃 美 歌 412(昔 主イェスの) 献 金 主の祈り 讃93-5A 頌 栄 祝 祷 25(父・子・聖霊に)
- 教会学校 「「世界の調和」(詩編1,2-3) 秋葉正二
- オリーブ会 教会学校分級時、会議室A
本日礼拝後
- 予定なし
今週の集会
- 祈り会 2月3日(水)A会議室
次週礼拝等(2016年2月7日)予告
- 受難節前第1主日礼拝 聖書:エレミヤ31,2-6 ; コリント一 13,1-13
説教:「最高の道 愛」
司会・説教:秋葉正二 奏楽:森 友紀
讃美歌 492, 520, 26
- 教会学校 「塩の話」(ルカ14,34) 鈴木伶子
- 礼拝後、「定期役員会」
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 福島の女性から話を聞く-東京集会 2月5日(金)18:30-20:45 会場: 代々木上原教会 城坂愛(中国大連出身)
- 「正清敬之助さんを偲ぶ会」 2月6日(日) 13:30〜 会堂。司会:陶山義雄 奏楽:鈴木伶子
- 「聖歌隊」練習 2月14日(日)礼拝後
(教会外)
- 「在日外国人の歴史と現在」田中宏(一橋大学名誉教授) 2月10日(水)18:30-20:30 中央大学駿河台記念館360教室。無料(詳細掲示)
- 「なくせ!建国記念の日、靖国国営化2・11東京集会」朝岡勝(同盟キリスト教団徳丸町教会牧師) 2月11日(木)14:00-16:00 韓国YMCA
- 「東京教区平和祈祷会」 2月1日(月) 14:30-16:30富士見町教会
牧師室から
本日の礼拝を「地球環境の問題を祈り、考える」機会にしようと今年度の初めに決議している。それをこのところの忙しさにかまけてすっかり忘れていた。本当に申し訳なかったと反省している。実践活動に即結び付ける事はなかなか難しいかもしれないが、ずっと意識していきたい。戦後の高度経済成長は日本に数々の公害をもたらしたが、それを乗り越えるべく日本は公害防止技術や省エネルギー分野で努力し、環境先進国を自任するまでになった。しかし今やどうだろうか。福島原発が原子炉3基のメルトダウンという信じられないような大事故を起こし、大量に排出された放射能による自然環境破壊は深刻である。大気中にも海にも地下にも汚染は続いている。事実をすべて正確に発表すれば再稼働などという声は起こらないはずだ。九州時代、私は水俣病の患者さんたちと交わりを持っていた。まだチッソの百間排水口が昔のままの時代の話である。大規模公害がいかに多くの人々の生活や生命を奪うものであるかを嫌という程見させて頂いた。これは宮崎の土呂久鉱害の患者さんたちとの交わりでも同様であった。志布志湾に原発立地問題が持ち上がった時、近所のお寺の住職と一緒に脱原発を掲げて活動を始めたのはそうした経緯があったからである。やがて時代は進み、21世紀に入り俄然注目され始めたのは地球温暖化問題である。環境先進国を自任した割には、どうもこの問題に対する取り組みが鈍いように思われる。例えばCO2などの温室効果ガスについて、政府は2020年以降の削減目標をずっと打ち出してこなかった。温室効果ガスは大半が経済活動に伴って排出されるので、その削減が容易でないことは分かるが、事は自国だけでなく地球全体に関わっているのだ。これは人類全体が遭遇している脅威である。日本は今温室効果ガス排出量が世界5位だそうである。今こそ高い目標を掲げて官民一体で努力すべき時だろう。 秋葉正二