三位一体後第3主日礼拝
三位一体後第3主日礼拝 午前10:30 司会・説教 秋葉 正二 奏 楽 中村今日子 前 奏 黙祷 招 詞 ルカ19,10 讃 美 歌 2「聖なるみ神は」 交読詩編 107 (讃,巻末「交読詩篇」p.119) 旧約聖書 エレミヤ書31,18-20 (旧p.1235) 新約聖書 ルカによる福音書15,1-3、11b-32 (新p.138) 祈 祷 説 教 「放蕩息子の話」 祈 祷 讃 美 歌 451「くすしきみ恵み」 献 金 主の祈り 93-5A 頌 栄 祝 祷 29「天のみ民も」 後 奏 報 告
- 教会学校 「神の家族」(エフェソ6,1) 中村今日子
- オリーブ会 9:40-10:00 会議室A
本日礼拝後
- 壮年会・ガリラヤ会・青年会、3部会合同集会 礼拝後-13:00 会堂 講演「介護を受ける前に」齋藤貴也さん(杜の風・上原 施設長)
今週の集会
- 「祈り会」6月24日(水)10:30-11:30 A会議室
次週(2015年6月28日)予告
- 三位一体後第4主日
聖書:イザヤ書45,22-24; ローマの信徒への手紙14,1-12
説教:「野菜だけを食べる人」
讃美歌 492, 518, 24
説教:秋葉正二
奏楽:原田由加
- 教会学校 「してほしいことを自分もする」(ルカ6,31) 松原新吾
集会予定等(詳細は掲示でご確認ください)
(教会内)
- 9条の会 6月28日(日)礼拝後。お話「平和への思い―私の原点」渡辺多嘉子(カトリック麹町教会員)
- 定期役員会 7月5日(日)礼拝後。
(教会外)
- 「ゆるキリ講演会・戦争のできる国から戦争をする国へ」北村肇(週刊金曜日発行人) 6月23日(日) 18:30-21:00 早稲田奉仕園リバティーホール
- 国会院内集会「人種差別撤廃基本法の必要性」 6月26日(金) 12:00-13:30 参議院議員会館。1階ロビーにて入館証配布。
- 講演「いま、宗教改革を生きる」山本光一(京葉中部教会牧師) 6月26日(金) 19:00-20:30 富坂キリスト教センター1号館。主催:NCCドイツ関係委員会
- 宗教者祈念集会「戦争法案撤回・武力で平和はつくれない」 7月2日(木) 14:00-15:30 参院議員会館1F講堂(ロビーで入館証配布)
牧師室から
この6年であっと言う間に孫が6人になった。孫たちの顔を思い浮かべながら最近しきりに考えることは、貧しい環境下の子どもたちのことである。日本の子どもたちの貧困率は16.3%だそうだ。6人に1人が貧困に喘いでいることになる。祖父母や親が援助できればよいが、それが期待できない貧しい家庭の子どもたちは人間としての不平等に甘んじるしかない。子どもの貧困を解決する責任を担うのはもちろん政治だが、私たちの周囲には政治的施策を待っていられない現実がたくさんある。それに貧困に苦しむ子どもは日本人だけではない。私が関わる外キ協(外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教協議会)では、日本で暮らす外国籍の子どもたちが抱える問題にも関わっている。日本では外国籍の子どもたちに義務教育は認められていない。義務教育であれば、教育を受けるのは権利と義務だが、対象外となれば国は責任を負わない。たとえば、外国籍の子どもも公立学校には入れるが、言葉や習慣の壁を乗り越える対応策はほとんどないし、不登校や不就学についても誰も責任を負わない。子どもたちは自分が生まれ育つ環境を選ぶことなど誰にもできないのだ。神さまの下ですべての生命が平等だと言うならば、大人はこうした子どもたちを放っておくことなどできまい。文科省は学校に国旗掲揚を求めることに奔走する暇があったら、まず不平等下の子どもたちの支援を検討すべきだ。将来を背負う子どもたちを国籍で差別してはいけない。 秋葉正二