聖霊降臨祭礼拝
聖霊降臨祭礼拝(ペンテコステ) 10:30 司会・説教 秋葉正二 奏 楽 中村今日子 前 奏 (黙祷) 招 詞 ゼカリヤ書4,6 讃 美 歌 171「かみさまのあいは」 交 読 文 詩編148(「交読文」p.39) 旧約聖書 士師記6,19-24 (旧p.390) 新約聖書 ヨハネによる福音書14,23-27 (新p.197) 祈 祷 説 教 「わたしの平和を与える」 祈 祷 讃 美 歌 343「聖霊よ、降りて」 聖 餐 式 (司式)秋葉正二 (配餐)齊藤和夫 和田勝幸 配餐カップ回収時に讃美歌「77」1,4を歌います 献 金 主 の 祈 93-5 頌 栄 29「天のみ民も」 祝 祷 後 奏
- 教会学校 9:00〜 「聖霊が降った」(テトス3,6) 内山伸子
- オリーブ会 (CSの分級の時間、会議室Aで。どなたも参加自由)。
本日礼拝後
- 家族音楽礼拝の讃美歌練習をします(10分程)
今週の予定
- 祈り会 6/18(水)は牧師出張のため休会です。
次週(6月15日)予告
- 家族音楽礼拝(教会学校と合同) 10:30〜
聖書:エフェソの信徒への手紙6,1
説教:「神さまにつながっているわたしたち」
讃美歌:493、ゴスペル:544,62,24
司会・説教:秋葉正二牧師
奏楽:槙和彦・南山宏之・中村今日子
- 各会合同VTR映写会 礼拝後、NHK心の時代「筑豊に“隣人”ありて〜伝道師 犬養光博」
報告・お知らせなど
- ペンテコステ献金をおささげくださる方は、月約献金袋(その他封筒など)にその旨明記してくださると会計処理上好都合です。
外部集会案内
- 6/9-11(月-水)「教団部落解放活動者会議(テーマ:原発)於:若松栄町教会
- 6/17(火)「戦争をゆるさない東京キリスト者の会」設立総会。18:30-21:00 信濃町教会
牧師室より
浅草教会の牧師時代、通常の利用駅は地下鉄銀座線「田原町」だった。利用する度にホームの壁の公告看板が目についた。仏壇屋の照明看板で、カラーの広隆寺弥勒菩薩像の上半身が映し出され、すぐ横に「心は形を求め、形は心を映す」と美しい草書体で書かれている。菩薩像をすぐれた芸術作品として見ればよいのに、牧師になりたての私にはそんな余裕はなく、偶像礼拝許すまじと広告を見るたびに心が固くなった。以後その時の記憶がよみがえる度にサクラメントについて考えるキッカケになったので、私にとって広告看板は大きな意味があった。
キリスト教では神さまは目に見えない存在であり、神さまの意思は人間には計りがたいと考える。しかし「まったく分からない」では信仰世界は成立しないので、何とか不可視的な神さまを可視的な人間世界に媒介するものが必要となる。その代表がサクラメントであろう。プロテスタント教会では洗礼と聖餐がサクラメントである。サクラメントは聖なる神さまの具体的な現れだから人間による恣意的操作は許されない。とは言え、洗礼や聖餐が形式化されれば、式の在り方自体に人間の解釈が入り込むことになる。そこで洗礼や聖餐の理解を巡って様々な人間的対立(神学的対立?)が生まれてきた。この迷路から抜け出すには、自分の信仰を神さまの前で相対化するしかない。果たしてそれはできるだろうか。合同教会である日本基督教団の課題でもある。 秋葉正二