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クリスマス礼拝

クリスマス礼拝

クリスマス礼拝  10:30
  司会・説教  廣石  望
  奏      楽  鈴木伶子

讃 美 歌  242「主を待ち望むアドヴェント」4節
前    奏  (黙祷)
招    詞  (イザヤ60,1-2)
讃 美 歌  248「エッサイの根より」
交 読 文  詩編130編(「交読文」p.35)
旧約聖書  サムエル記上2,1-10 (旧p.429)
新約聖書  ルカによる福音書1,47-55 (新p.101)
祈    祷
説    教  「マリアの賛歌」
祈    祷
洗 礼 式  67「貴きイエスよ」
聖 餐 式  81「主の食卓を囲み」(奉仕:齊藤和夫、渡辺紀子、和田勝幸)
讃 美 歌  256「まぶねのかたえに」(1-6節)
献    金
主 の 祈  93-5
頌    栄  26
祝    祷
後    奏
			

  • 教会学校 「イェスさまの誕生」(イザヤ9,5) 廣石 望

 

本日礼拝後

  • 教会 クリスマス祝会 礼拝後-14:30
  • 教会学校クリスマス祝会 15:00−16:30

 

今週の集会

  • 祈り会 12月26日(水)と1月2日(水)はお休みです。次回は1月9日(水)。

 

次週(12月30日)予告

  • 教会学校 お休みです。次回は1/6。
  • オリーブ会 12/30、1/6はお休みです。

 

今後の礼拝・集会予定

  • 12月24日(月)クリスマスイブ夕拝(18時)
    キャロリング(19時ごろ出発)
  • 1月6日(日)新年礼拝
    礼拝後 役員会 (オリーブ会は休み)

 

牧師室から

 私たちの国では、難しい判断は〈お上にお任せ〉という考え方が伝統的だ。国や町の安全、子どもの教育、税金の使い方や福祉・年金など、暮らしの根幹に関わることは政治家や官僚、専門家たちに任せようという心性である。

 山中伸弥教授(京都大学)がiPS細胞(induced pluripotent stem cell人工多機能性幹細胞)の開発でノーベル生理・医学賞を受賞したことは、なるほど素晴らしい。再生医療の分野で飛躍的な進歩が期待されるという。

 しかし彼自身も指摘するように、新たな倫理的課題もある。例えば人の皮膚からiPS細胞を作って卵子に育て、人工授精を介して動物の子宮に移植することで「ひと」を培養してよいのか。これはもはや「不妊治療」というよりも、人類が別の種類のものになることであろう。

 原子力技術にも似たようなことがあると感じる。もともと軍事技術だ。転じて平和利用するのが原子力発電だが、地震多発国で高いレベルの安全性を確保するには莫大な費用がかかるし、核廃棄物の処理技術が完成していない以上、地球生命全体への危機という問いが残る。

 「由(よ)らしむべし知(し)らしむべからず」(『論語』泰伯)――今では、〈国策を逐一国民に開示する必要はない。従わせればよいのだ〉という官僚標語のようだが、本来は〈人民が政道の内容を詳しく理解することは難しい〉という趣旨だという。

 なるほど技術的なことは、今もそうだろう。しかし、〈世にあって正義が行われる〉ために、教会がなすべきことは何か?(廣石望)